2022年度官庁訪問
官庁訪問の予約方法等につきましては、下記のPDFをご確認ください。
令和5年度採用案内
科学警察研究所では、2023年4月1日に下記のとおり総合職研究員を採用する予定です。
☆令和4年6月1日(水)から複数回、総合職第1次試験合格者等を対象とした業務説明会を開催します。
詳細はこちらのリンクからご確認ください。→ 【セミナー・説明会開催情報】
採用研究室/人員/試験区分 | 業務内容 |
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交通科学第二研究室/1名/人間科学 |
交通科学第二研究室では、心理学や人間工学の知見に基づき、交通事故防止の研究を行っています。 例えば、高齢ドライバー・子ども・若者への交通安全教育、安全に自動車を運転するのに必要な運転適性、あおり運転や飲酒運転などの重大な交通違反で処分を受けた人への再教育、効果的な交通警察活動などの研究を行っています。多くの研究テーマにおいて、交通事故統計データの分析を通じて問題を把握することも重要なステップとなっています。 このように、子どもからお年寄りまで、また、交通違反をした人からそうでない一般の人まで、研究対象が幅広いことが特徴です。研究手法も、面接調査・質問紙調査から、自動車を使った走行実験、屋外での観察調査までバラエティに富みます。 国内外の研究者や実務家との連携や共同研究も盛んです。医学・医療、公衆衛生など関連領域との連携もあり、学際的です。 研究成果は、交通安全教育や警察職員への研修など、交通警察の様々な活動で利用されています。 |
機械研究室/1名/工学 |
機械研究室では、構造物や機械部品の破損等による事故、銃器等の威力評価、発射銃器の異同識別などを対象とした鑑定・検査を機械工学的視点に基づいて行っています。 これらの鑑定・検査では、持ち込まれた鑑定資料に対するマクロ・ミクロの観察、材料試験、破壊現象を対象とした数値解析といった各種の手法を用いることとなります。また、事故現場において鑑定資料を適切に採取するための手法が必要となることもありました。 そこで、これまでに大規模構造物の破壊現象を対象とした数値解析法の開発や、小型飛翔体の表面状態計測、有資格者を必要としない非破壊検査法に係る研究などを行ってきました。 機械研究室の業務には、機械学習や画像処理などの技術を活用する範囲も含まれているため、今後はこれらの技術に関する研究を進めることとしています。また、これまでに得られた研究成果を、都道府県警察に設置されている科学捜査研究所における鑑定業務に利用してもらうため、各種の手法をより簡便に利用可能な形とすることも今後の業務となっています。 |
研究補助員の募集について
科学警察研究所では、各研究室の補助的業務等に従事していただく研究補助員の募集を行っています。 次のとおり各研究室等の募集公告に従ってお申込みください。
採用試験に関するお問い合わせ先
国家公務員採用総合職試験に関することは、人事院(03-3581-5314)、又は人事院関東事務局(048-740-2006)に問い合わせて下さい。