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爆発研究室

爆発研究室

爆発物使用事件や工場における爆発事故などの爆発現象による事件・事故が発生した場合、人的・物的被害は大きく、社会問題となることが多い。当研究室では、このような事件・事故に関連し、火薬類の分析、爆発物の威力、爆発原因の調査法などに関する研究及び技術を応用し、鑑定・検査を行っている。

爆発の威力評価に関する研究

海外で使用されている手製爆発物や今後国内で使用される恐れのある爆発物の性能を調べるため、火薬類や爆発性危険物の爆発伝播速度(爆速)、爆風圧力、破片飛翔速度の計測を行っている。爆発実験は国内最大規模の密閉型実験室(直径7m、高さ6m)で行っている。

爆発の威力軽減に関する研究

爆発時には爆風や爆発物からの破片が発生し、周囲の人畜や構造物に大きな被害を与えるが、爆発研究室では被害を最小限に食い止めるための威力軽減剤を開発し、爆発物処理などに活用している。

野外実験 手製爆発物が爆発した瞬間

野外実験
手製爆発物が爆発した瞬間

爆風圧力計測のセットアップ

爆風圧力計測のセットアップ

気になるキーワード

爆発物の探知

スーツケースや自動車内に爆発物が隠されていないかを、爆薬の蒸気(におい)や指紋として付着している爆薬微粒子を高感度検出器を用いて探知する。

手製爆薬

産業用や軍用に使用されるダイナマイトやTNTなどと異なり、肥料、溶媒、その他の日用品から合成される爆薬で、国際テロなどに使用される。

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