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警察基幹通信網

警察基幹通信網

 警察活動を行う上で警察情報の的確な伝達は必要不可欠です。警察では、情報伝達の要となる「警察基幹通信網」を独自に整備・維持管理し、警察庁から管区警察局、都道府県警察本部、警察署、交番等を全国的に結んでいます。警察電話、移動通信システム、通信指令システム、警察情報管理システム等の情報通信システムは全て警察基幹通信網を用いて運用されており、24時間・365日、警察活動を滞りなく行うために活用されています。
 警察基幹通信網は、大規模災害発生時等の非常時においても利用できなければなりません。そこで、非常時でも寸断されることなく利用できるよう、複数の経路で通信できる構成にするとともに、通信回線や情報通信システムに被害が生じていないか常に監視し、緊急時においても活用できるよう、通信を維持しています。
 阪神淡路大震災や東日本大震災においては、民間事業者の通信回線が一時的に利用できなくなりましたが、警察情報通信は利用し続けることができました。


概略図