
ヒトのDNAの中に存在する短いDNA配列の繰り返し(Short Tandem Repeat)の数を「型」として検出する方法。
小さなプレート(チップ)上で同時に多数のDNA型を判定する技術でチップ上に検出用のプローブを配列する方法や極微細な電気泳動を行う方法など多くの技術が開発されている。
ヒトDNAの数百から数千塩基に1つ程度存在している塩基の変異で、ゲノム全体では数百万カ所あると言われている。一つのSNP部位では3種類にしか分類できないが、多数調べることにより個人識別精度を向上させることが可能。
犯罪現場から採取された血痕、体液斑、組織等のサンプルからDNA型分析による個人識別法の研究開発と、それを応用した鑑定、都道府県に対する教養を行っている。平成15年度より、新たに開発した機器分析によるSTR型検査法を都道府県警察科学捜査研究所のDNA型鑑定に導入することにより、検査体制の充実を行っている。また、犯罪鑑識分野におけるDNA型検査システムのグローバル化に伴い、検査結果のデータベース化及びDNAプロファイリングシステムの研究と構築が急務となっている。
自動検出機器によって得られたDNA型検査結果を諸外国と共有するためのシステムの構築やさらに多数の検体を検査することが可能な機器の研究開発を行っている。

機器分析によるSTR型検査に用いる自動シーケンサー

STR型検査結果
新しいDNA型検査技術の開発の一環として、DNAチップ技術を応用した機器を用いた一塩基多型(SNPs)検出システムの研究開発を行っている。

DNAチップ技術を応用した多型検出装置

判定結果の例