
物質の蛍光寿命の時間差を利用して蛍光画像を取得する方法。背景の蛍光を除去して、対象物質の蛍光を得ることができる。
個々のカメラに特有の雑音パターンを分析・比較することで、映像の撮影に用いられたカメラを特定することができる。
物理研究室では物理学を応用した捜査鑑識技術の研究開発及び鑑定、研修を行っている。写真やビデオ画像を用いた画像計測法や画像処理法、撮影カメラ個体識別法、波長可変レーザーによる指紋や油性物検出法などの研究及びこれらを応用した鑑定・検査を行っている。

波長可変レーザーシステム
右下図は本システムで撮影した指紋の蛍光画像
波長可変レーザーは紫外線から赤外線までの光を出力することが可能である。これを利用して試料の蛍光を測定するシステムを開発し、指紋や油性物の時間分解分光法による検出について研究を行っている。レーザー光を用いると試料を非破壊に検出できる利点がある。本システムを用いることで、新しい指紋検出法の開発や火災原因の究明に役立つことが期待される。

画像・映像鑑定機器
世界中のビデオ規格に対応できる機器を所持している。
各種カメラで撮影された画像・映像から、撮影カメラの識別(CCD Fingerprint法)や撮影時刻の推定、被写体の身長や走行速度の計測、画質改善や復元などの鮮明化、車両ナンバープレートの文字判読、画像合成の有無の識別などの画像鑑定法について研究開発を行っている。