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犯罪予防研究室

犯罪予防研究室

犯罪を未然に防止するための効果的な施策の立案に資するため、犯罪者、被害者・被害物、犯行の場や地域社会などの背景要因を総合した実証研究を行っている。最近の研究課題には、街頭防犯カメラの設置効果と社会的受容に関する研究、子供・女性に対する脅威事案の実態把握に関する研究、警察相談における男女間トラブルの記録手法に関する研究などがある。

犯罪抑止対策の評価に関する研究

街頭防犯カメラの設置効果の検証

街頭防犯カメラの設置効果の検証
街頭防犯カメラ設置による犯罪の空間的転移や利益の拡散を評価している

効果的な犯罪抑止対策を立案・実施するため、GIS(地理情報システム)を用いた犯罪情勢分析手法の開発や、準実験法を用いた対策の効果検証を行っている。

加害・被害のリスクファクターに関する研究

相談事例管理ツール

相談事例管理ツール
テキスト形式の警察相談記録をコーディングすることで、多変量解析の実施を可能にしている

警察の業務記録や社会調査データに多変量解析を施して、刑務所出所者の再犯、子供・女性の犯罪被害、ストーカー事案に対する警察措置の成否など、加害・被害に影響する要因を解明するための研究をおこなっている。

気になるキーワード

GIS(地理情報システム)

様々な情報を地理情報と関連づけ、管理・処理・表示するシステム。犯罪予防研究室では、犯罪の集中地区の検出にGISを活用している。
また、地域ごとの犯罪の推移の分析などを行っている。

多変量解析

多くの変数から構成されるデータを解析する統計手法の総称。具体的な手法としては、共分散構造分析、回帰分析、因子分析、判別分析、クラスター分析などがある。

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