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情報科学第三研究室

情報科学第三研究室

誘拐事件、脅迫事件等の犯罪に関連して録音された犯人の音声と被疑者の音声の異同識別、及びその手法の研究・開発を主に行っている。さらに、録音された雑音の多い資料から犯人の音声を明瞭化する処理手法の研究や、資料に録音されている音声以外の背景音等の、犯罪に関係のある“音及び音声”に関する研究及び鑑定・検査を行っている。

声紋による個人識別

声紋の一例

声紋の一例
これらの声紋は、電話を通して『連絡』と発話した音声を分析したもので、声紋が異なっていることから別人の音声であることがわかる

犯人や被疑者の音声をコンピュータで周波数分析し、得られた声紋の比較・照合を行って、個人を識別する。

音声自動識別システムの開発

音声自動識別システムによる話者照合の一例

音声自動識別システムによる話者照合の一例
左の二つの図は、電話を通して『爆弾』と発話した同一人のスペクトルで、右の図は、両者の音声の比較・照合過程を示している

音声自動識別システムは、声紋とは異なる信号処理を用いて、話者照合や話者検索を行うものである。

気になるキーワード

声紋

音声に含まれる周波数成分の時間変化を紋様にしたもの。 横軸に時間、縦軸に周波数、音声に含まれる周波数成分の強さを濃淡で表示することが多い。

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