犯罪被害者等に関する青少年向け啓発用教材
「私たちに出来ること ―痛みをうけとめるために ともに生きるために―」

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犯罪の被害にあうって、どんなことだろう

解説はグラフなどを参考にしながら読んでみてください。
なお、犯罪被害者とその家族の意識に関わる設問については、内閣府が実施した「国民意識調査」(※注参照)の集計結果をもとにしています。

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設問の答「そう思う」 設問の答「そう思わない」 設問の答「どちらとも言えない」

国民一般を対象とした質問では、犯罪被害者とその家族に対して「あえて距離をおいたほうがよい」と答えた人は27.4%にのぼりました。しかし犯罪被害者とその家族は「事件後、周囲の人のどのような言動・態度によって精神的に落ち着いたり、楽になったりしましたか」というに対して、「被害者を見守ろうとあえて距離をおく」ことがよいとした人は8.7%に過ぎません。
ちなみに、こので落ち着いたり、楽になったこととしてあがったのは、「事件のことはあえて触れないでふだんどおり接する」(37.2%)でした。一方で「この中には一つもない」という答えも25%にのぼりました。
私たちひとりひとりがそうであるように、犯罪の被害者となったからといって、同じものを求めるとはかぎりません。わかったような気にならず、被害者の現状や心情について理解しようとすることからはじめたいと思います。

精神的安定につながった言葉や態度

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※注「犯罪被害者等に関する国民意識調査」
「犯罪被害者等基本計画」に基づいて、内閣府が、犯罪被害者等のおかれた状況や二次的被害に関し、国民一般と犯罪被害者等を対象とした意識調査を行い、それぞれの調査結果を比較検証した。調査期間は2006(平成18)年の年末から2007(平成19)年1月。有効回答は、国民各層5,331名、犯罪被害者等1,098名。 調査結果については、警察庁ホームページで自由に閲覧できる。

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