VOICE 06 志望動機別 先輩の声

業務が多岐に渡るので、 誰もが活躍できる場がある
INTERVIEW
情報システムの学びが、
今、フルに生きている。

PROFILE
岐阜県 警察本部・サイバー犯罪対策課
巡査長 | 30歳
システムエンジニアしか
頭になかった就活時代
大学時代、警察官は将来の職業として、まったく選択肢にありませんでした。情報系の学部でプログラムやシステムを学んでいたので、インターンシップでも就活でもIT企業で仕事をすることを考えていました。IT企業をいくつか受ける中で、内定をいただいた企業もあったのですが、第一志望の企業ではありませんでした。どうしようかと迷っていた大学4年生の9月頃、たまたま警察の採用パンフレットを手にしたことと、友人の父親の警察官の方からお話を伺う機会があって興味を持ちました。家族に相談したところ「公務員だし、いいんじゃない?」ということで、受験することに。サイバー犯罪対策の部門があることは知っていたので、面接ではそちらをやりたいとアピール。それが功を奏したのか、合格することができました。警察学校が厳しそうで、「自分は大丈夫だろうか」という不安もあり、ギリギリまで迷っていたのですが、決め手になったのは待遇のよさ。賞与や福利厚生が、内定をいただいたIT企業よりもずっとよかったので、警察でお世話になることを決意しました。


サイバー犯罪に特化した部署で、
大きなやりがい
警察署の留置管理課や生活安全課などを経て、現在の警察本部サイバー犯罪対策課に異動になりました。採用から5年以上経ってやっと目標の部署で勤務することになったわけですが、捜査の流れや警察の全体像を把握する上で、それまでの経験はとても貴重だったと思っています。サイバー犯罪対策課では最初、サイバーの専門的な知識が必要な事件捜査を担当する特捜係に配属になりました。SNSのアカウントを乗っ取られる事件などを担当し、犯人を取り締まることはもちろん、ネットにあまり詳しくない人たちをサイバー犯罪から守る重要性を痛感しました。今は岐阜県警察全体のサイバーに関する能力向上を図るため、サイバー人材の育成などの業務に従事しています。部内でサイバーに関係する能力の検定を実施したり、職員が勉強するための資料を作成したり、現場警察官からのサイバー捜査に関する質問に答えたり。捜査を行うために専門知識を駆使してプロバイダとの交渉等もできるのは、特捜係を経験したおかげ。改めてよい経験と知識を積み重ねることができていると思います。岐阜県警察には、資格の取得を支援する制度もありますので、その制度を利用して、ITやセキュリティ関係の資格もいろいろと取得したいと考えています。仕事の役に立つのはもちろん、自分の実力をPRすることもできる。スキルと知識を磨いて、ステップアップしたいと思っています。

私のオフタイム

勤務後にテニス、
休日は家族との時間!
最近、新築の一戸建てを購入しました。その自宅から徒歩2~3分のところにテニススクールがあります。小学生からずっとテニスをやっていたので、これはいいチャンスと、週に1回、テニススクールに通うことにしました。勤務後の夜8時半から80分のレッスンです。職場からも近いので、仕事を終えて、テニスをして、家に帰ってお風呂に入っても、それほど遅くならずに布団に入れます。休日は妻と2歳の息子と一緒に過ごす時間を大切にしています。近所の公園で遊んだり、買い物に行ったり。子どもとの時間は楽しく、オンとオフの気持ちも切り替えられて、毎日が充実しています。