VOICE 03 志望動機別 先輩の声

何よりも「人のために」を 優先できる仕事

INTERVIEW

誰かの役に立つことがやりがいに。
転職して正解です!

PROFILE

埼玉県 川越警察署 地域課

巡査長 | 28歳

コロナ禍で職場環境が激変。
アパレルから警察官に

親戚に警察官がいるので、全くなじみのない仕事というわけではなかったのですが、もともと警察官や公務員には固いイメージがありました。私はお客さまと近い立場で楽しみながら仕事がしたいと思い、大学卒業後にアパレル業界に就職、店舗の販売スタッフをしていました。入社して1年ほど経った頃に新型コロナウイルスが大流行。会社の業績が大きく落ち込み、私自身の働き方も大きく変わり、収入面でも影響が出るようになりました。将来への不安も感じ、転職も考えるようになっていた時、親戚の警察官に相談。警察官の仕事が、人のために働ける、やりがいのある仕事だと改めて感じ、受験、合格することができました。最初に勤務した交番では、路上に座り込んでいた高齢女性を保護し、家まで送り届けました。「警察官は男性のイメージが強かったですが、女性もいて安心しました。ありがとうございました」と言ってもらえて、女性警察官にしかできないこともたくさんあるのだと実感。その言葉を聞いた時に、転職が大正解だったと改めて思いました。

コロナ禍で職場環境が激変。アパレルから警察官に
コロナ禍で職場環境が激変。アパレルから警察官に

人のために働ける、
自分のための制度も充実している

交番勤務のあとで、結婚・出産。約1年間の育児休業を取得し、警察署の地域課地域総務係として職場復帰をして1年強が経ちました。今の仕事内容は、警察署への通報の受理、現場の地域警察官への110番指令、地域でのイベント警備の人員配置など多岐に渡ります。相手の意図をくみ取りながら話を聞くことは、販売スタッフでも警察官でも共通して必要なスキルであり、その点で前職の経験が生きていると思います。その一方で前職との仕事の違いを感じるのは、一般の民間企業だと利益に見合わないことはなかなかできませんが、警察官は市民の困りごとを解決するために手を尽くせること。その点は警察官ならではの大きなやりがいです。また、休暇制度や福利厚生も手厚くて助かっています。警察署内の勉強会も充実しているので、積極的に参加してサイバースキルや鑑識能力を磨く努力もしています。多様な知識を身につけてから、また交番勤務に復帰したい。その後は鉄道警察隊にも興味があります。高校生の時に通学電車で嫌な思いをした経験があるので、電車内の犯罪を取り締まって女性の役に立ちたいと考えています。

人のために働ける、自分のための制度も充実している

私のオフタイム

家族3人でのお出かけが楽しみ!

家族3人でのお出かけが楽しみ!

警察官の夫と1歳10ヵ月の子どもの3人家族で、官舎で暮らしています。現在は育児短時間制度を活用して9時半~16時15分の時短勤務としているので、保育園の送り迎えも慌てずにできます。夫婦の休みが合えば、必ず一緒に出かけています。子どもが動物好きなので、動物園や水族館に行ったり、テーマパークで遊んだり。子どもの喜ぶ顔を見るのが一番の幸せです。地方公務員である警察官は休日もしっかり取れるので、ワークライフバランスを取りやすい環境がありがたいですね。子育てしながらでも働きやすい環境なので、プライベートも充実しています。