VOICE 05 志望動機別 先輩の声

地元で就職したい、 地元に貢献したい
INTERVIEW
東京からUターン。
地元に貢献できる警察官を選んだ。

PROFILE
宮城県 角田警察署 警務課
巡査部長 | 29歳
大きな災害が起こった時、
地元にいたいと思った
中学3年生の時、宮城県で東日本大震災に遭遇しました。さらに東京の大学に通っている時、熊本地震が発生しました。実家が被害に遭ったのになかなか帰ることができない友人もいて、「また東日本大震災のような大規模な災害があった時に、自分はどこにいたいか」と考えるように。やはり生まれ故郷である宮城県にいたいと思い、Uターンによる地元での就職を意識するようになりました。Uターン就職の候補の一つが、警察官です。小学生の頃から剣道をやっていたので体力勝負(と、当時は思っていた)の警察官は向いているんじゃないかと思ったことと、故郷の人の役に立てる仕事であることに魅力を感じました。就活ではメーカーや金融系の企業なども受験し、内定もいくつかいただいたのですが、宮城県警の試験に合格した際には、迷わず地元宮城で警察官になることを決めました。警察学校を卒業後、最初は仙台市内の交番に配属。その後は希望していた刑事課に。さらに結婚・出産を機に、現在の警務課に異動となりました。


色々な道が選べるから、
多くの経験を積んでいきたい
警務課での私の仕事は、市民からの相談への対応や無線などの装備品の点検管理が主な業務になります。また、所属する角田警察署では留置管理の仕事も兼務しています。110番通報だけではなく、警察署に直接電話をかけてこられる方もいますので、事故の通報なら交通課、盗難だったら刑事課、というように担当する係に電話をつなぐのも私たちの仕事です。火事や急病人が出た時にも警察署に電話をかけてこられる方もいるので、そんな時には消防につなぐこともありますが、困った時に最初に思いつくのが警察、というのは地域の皆さんに頼りにされている証拠だと感じます。相談業務に当たる中でも、警察官に話をするだけで安心できるといってくださる方もいるので、日々の業務の中で市民の皆さんの役に立てていると実感できます。警務課の仕事もこのようなやりがいがありますが、チャンスがあれば、再び刑事課の仕事に戻りたい気持ちもあります。以前は巡査として情報収集などの役割を中心に担っていたのですが、今度は巡査部長として事件現場での指揮や取り調べも経験したいと思っています。警察には幅広い業務があるので、本人のやる気やライフステージにあわせて、いろんな道を選べることも、警察官という仕事の魅力だと思っています。

私のオフタイム

子どもとの時間を楽しんでいます
1歳の子どもがいて、現在は9時半~16時半までの時短勤務です。産前産後に8週間ずつの出産休暇、子どもが1歳になるまで1年間の育児休業を取得しました。育児休業は子どもと二人で過ごす貴重な時間でした。が、大変な時間でもありました(笑)。職場復帰後は子どもと離れて外に出る、他の人と話をする機会が増えたことで、子どもと過ごす時間がより楽しく感じられます。休日には家族で公園や買い物に行ったり、ドライブをしたりと、子どもと過ごす時間を大切に、楽しんでいます。