VOICE 02 志望動機別 先輩の声

頼られる、人の役に立てるという 警察官ならではのやりがい
INTERVIEW
保育士資格が、日々の仕事に
生かされています!

PROFILE
静岡県 伊東警察署 地域課
巡査長 | 24歳
保育士と併願できる公務員は?
警察官だ!
子どもと触れ合うのが大好きだったので大学は保育科を選び、保育士の資格を持っています。就活時は、公立の保育園を希望していました。その上で併願できる公務員は何だろうと考えていた時、静岡県警の方が大学の就職説明会に来てくれたのが最初のきっかけです。説明を聞いているうちに、「警察の生活安全課の仕事や交通安全教室では保育士の知識が生きるのでは?保育士で、しかも、警察官なんて面白い!」と思うように。それから採用ホームページや警察官採用向けのパンフレットで調べたり、さらに警察官になっている大学の先輩の話を聞いているうちに、多岐に渡る仕事の面白さや、子どもを含めた多くの人の役に立てるやりがいを感じ、本気で「警察官になろう!」という気持ちになってきました。春の試験に落ちてしまったのですが、秋に再受験。合格して、警察官になることができました。保育の勉強しかしてこなかったので、警察学校では法律の授業などでは苦労しましたが、テスト前にマンツーマンで指導していただいた教官や仲間の支えで乗り切り、現在の伊東署の地域課の交番に配属となりました。


資格を生かせて、
さらに頼りにされるやりがい
私が勤務する交番にはいろいろな案件が持ち込まれてくるのですが、女性が関わった事案ではその方の身体に触らなければいけない可能性もあるため、私のような女性警察官が呼ばれます。以前、自殺を図ろうとしている10代の女の子の対応をしました。家に行ったのですが、最初は「警察官はイヤ!」と大泣き。「大丈夫だよ、怒らないから話してくれるかな」と時間をかけて話をし、心を開いてもらうことができました。子どもの心理や子どもとの関わり方の勉強、保育実習で子どもに寄り添った体験などが生きたんだと思います。犯罪が起きた時はもちろん、事故に遭ったり、落とし物もした時にも、警察官は頼られる存在です。何か困ったことがあった時、多くの人が最初に思いつく職業が警察官なのだと思います。同じ交番に勤務する先輩には、交通事故処理の仕方など多くのことを教えていただきました。警察官になったばかりの時は生活安全課志望だったのが、今では、交通課もいいかも、と思っています。警察官は、改めていろんな道があることを実感しますね。今後、どの部署に配属されても、大好きな子どもはもちろん、頼ってくれるすべての人の安全・安心のために働きたい。その気持ちを忘れずに、地域の方に頼られる警察官になるために、しっかり職務に取り組んでいきます。

私のオフタイム

峠を越えて、実家に帰る
寝るのが大好きなので、お休みの日はすごくよく寝ています。あとは、同期の仲間と遊びに行くことも多いですね。また、帰れる時にはできるだけ実家に帰るようにしています。実家は静岡市で、帰るためには峠を越えなければならないので車で2時間ぐらいかかるのですが、地元に残って保育士になると思っていた私が、警察官になって家を出て一人暮らしを始めて、家族が少し寂しがっているようなので。実家に戻った時は、中高の友人や先輩と一緒にランチに行ったり、BBQをしたり、“素の自分”に戻って楽しい時間を過ごしています。