JOB 06 総務・警務

総務・警務の仕事とは?
全ての警察職員が気持ちよく働ける職場環境を整備するのが、総務・警務部門の役割です。
また、犯罪被害に遭った方々に寄り添い、様々なケアにも当たります。

警察組織を支える
「縁の下の力持ち」
警察職員の採用や人事、給与、福利厚生に関する業務、予算の要求や執行、装備資機材の管理といった業務によって現場で働く警察官の職務を支えると共に、広報活動や犯罪被害者の支援を通して地域の安全・安心に貢献しています。
主な仕事内容
- 議会や公安委員会との連絡・調整
- 広報活動、音楽隊
- 予算の要求・執行
- 装備資機材の整備・開発
- 犯罪被害者支援
- 人事管理
- 採用活動
- 各種訓練・教養
INTERVIEW
警察組織の「未来」を
担う人材を求めて

PROFILE
新潟県 警察本部 警務課
警部補 | 34歳
自分の経験談で警察官の
魅力が伝えられる喜び
警務課は、人事や給与、職員の研修、犯罪被害者支援などを担う、警察組織の基盤を支える組織です。民間企業でいえば、人事や総務部のような役割。私はその中で採用活動を担当する係長を務めています。以前は警備部門に所属しており、機動隊で多くの災害派遣を経験したり、警視庁に出向してSP(警護員)として勤務したり。そこから現在の仕事に異動となりました。最初は戸惑うことも多かったですが、採用説明会で高校生に自分が経験した災害派遣や警護の話をした際、「是非、地元の新潟で警護をやりたいです」と言ってもらえた時は嬉しかったです。採用に限らず、警務課の仕事は、刑事課や生活安全課などの他部門での経験が生きる部署だと思っています。警察官の仕事やその苦労を知っているからこそ現場を支えられる。また、警察官のやりがいを知っているから仕事の魅力を外部に伝えられる。大変なことも多いですが、やりがいのある仕事です。

「安全・安心を守る」警察官のやりがいを
伝えるため、知恵を絞る毎日
「柔道や剣道ができないと警察学校で苦労する」とか「警察官は休みがない」と思っている方が多いなと採用説明会で感じることがあります。どちらも誤解です。柔剣道いずれも未経験で警察官を志望する人はたくさんいますので、警察学校の教官は初心者の指導にも慣れていますし、警察官は地方公務員なので休日や休暇はしっかり取れます。そうした誤解を払拭して、人の役に立つ、社会の安全・安心を守る警察官という仕事のやりがいを伝えるべく、日々、知恵を絞っています。SNSを活用して情報発信したり、警察学校でのオープンキャンパスやインターンシップ、東京にある新潟県のアンテナショップでの採用説明会、幼稚園児や小学生を対象としたキッズお仕事体験イベントなどを企画、開催したり。そうした活動を地元のテレビ局に放映してもらったり。警察組織の基盤である熱意ある人材を採用するための試行錯誤は続きます。この試行錯誤が実を結び、いつか自分が採用した人が警察官として活躍する姿を見ることが、今の目標です。

