ホーム > 知る > 犯罪の被害にあうって、どんなことだろう

犯罪の被害にあうって、どんなことだろう
解説はグラフなどを参考にしながら読んでみてください。
なお、犯罪被害者とその家族の意識に関わる設問については、内閣府が実施した「国民意識調査」(※注参照)の集計結果をもとにしています。



犯罪被害者とその家族の多くは、自分たちが巻き込まれた事件について、それがどのようなものであったのか知りたいと考えます。かつては情報提供がほとんど行われず、被害者はやりきれない思いや不安を抱えることが多かったのですが、現在では、捜査に関する情報提供、裁判の記録の閲覧やコピー、再被害(同じ加害者から再び危害を加えられること)防止のための加害者の出所情報の提供など、様々な点で被害者に対しての配慮がなされています。もちろんかならずしも希望通りにはいかないこともありますが、状況は改善されつつあります。

※注「犯罪被害者等に関する国民意識調査」:
「犯罪被害者等基本計画」に基づいて、内閣府が、犯罪被害者等のおかれた状況や二次的被害に関し、国民一般と犯罪被害者等を対象とした意識調査を行い、それぞれの調査結果を比較検証した。調査期間は2006(平成18)年の年末から2007(平成19)年1月。有効回答は、国民各層5,331名、犯罪被害者等1,098名。 調査結果については、警察庁ホームページで自由に閲覧できる。
|