目 次 | |||||
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第1章 ボーダーレス時代における犯罪の変容 第1節 ケーススタディ~ある地方都市にみられた犯罪の変容 1 新市街地等の形成と警察事象の分布等の変化 (1) 足利市における変化 (2) 警察活動にもたらした変化 (3) 全国の状況 2 生活のモビリティーの増大と犯罪の質的変容 (1) 足利市における変化 (2) 警察活動にもたらした変化 (3) 全国の状況 3 地域社会における人と人の関係の希薄化 (1) 足利市における変化 (2) 警察活動にもたらした変化 (3) 全国の状況 4 外国人の大量流入 (1) 足利市における変化 (2) 警察活動にもたらした変化 (3) 全国の状況 第2節 地理的な垣根を越えた犯罪 1 署境、県境を越える犯罪 (1) 自動車利用犯罪の日常化 (2) 生活範囲の拡大による裏付け捜査等の広域化 (3) 経済活動範囲の拡大に伴う犯罪の変容 (4) 相次いで発生する広域重要凶悪事件 (5) 都府県境付近の犯罪 2 国境を越える犯罪 (1) 来日外国人による犯罪 (2) 来日外国人犯罪捜査の困難性 (3) 日本人の国外における犯罪 (4) 被疑者の国外逃亡事案 第3節 社会的な区別の消滅等に伴う犯罪の変容 1 男性と女性の間の区別の不分明化 (1) 女性による犯罪の状況 (2) 女性が被害者となる犯罪の状況 (3) 警察活動に与える影響 2 年齢層の区別の不分明化 (1) 少年と高齢者による犯罪の状況 (2) 少年や高齢者が被害者となる犯罪の状況 (3) 警察活動に与える影響 3 「生活のための犯罪」の減少 (1) 生活費目当ての犯罪の減少 (2) 生活苦による犯罪の減少 (3) 警察活動に与える影響 4 「物」の価値の変化に伴う犯罪の変容 (1) 「家財道具」を盗む泥棒の減少 (2) 「使い捨て型犯罪」の増加 (3) 警察活動に与える影響 5 「犯人の心当たりのない犯罪」の増加 6 犯罪の変容と捜査の困難化 (1) 聞き込み捜査の困難化 (2) 第三者の協力の減少 (3) 捜査期間の長期化 (4) 深夜に発生する強盗事件等の検挙の困難化 第4節 ボーダーレス時代における暴力団 1 暴力団の活動の広域化~山口組等重点対象3団体による寡占化 2 暴力団の活動の国際化 (1) 暴力団犯罪の国際化 (2) 暴力団の武装化の進展~けん銃押収量の増加 3 多様化、巧妙化の進む資金獲得活動 (1) 市民を食い物にする民事介入暴力 (2) 企業対象暴力 (3) 暴力団の表(おもて)の経済システムへの進出 (4) 伝統的資金獲得活動 4 暴力団対策法成立後の暴力団の動向 (1) 激減した対立抗争事件と銃器発砲事件 (2) 暴力団の実態を偽装する動き等 (3) 暴力団の解散等 第5節 警察の施策と今後の課題 1 ボーダーレス時代に即応した警察の施策 (1) 広域捜査力の強化 (2) 国際捜査力の強化 (3) 犯罪捜査に対する国民の理解の確保 (4) 捜査技術の向上と優れた捜査官の育成 (5) 捜査活動の科学化の推進 2 暴力団総合対策の推進 (1) 広域暴力団に重点を置いた暴力団取締りの推進 (2) 国民的な暴力団排除活動の推進 (3) 暴力団対策法の成立 (4) 海外の捜査機関との連携 | |||||
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