自転車の交通安全教育

自転車シミュレータを活用した高齢者自転車交通安全講習会

自転車シミュレータを活用した高齢者自転車交通安全講習会
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実施者 (一財)日本交通安全教育普及協会
教育内容 交通ルール、危険予測、自転車の乗り方、整備点検
教育対象 高齢者
実施概要 ❶ スライドによる自転車ルール学習
高齢者向けに作成したスライドを使用し、「自転車安全利用五則」を中心に、自転車の安全な乗り方や最近の交通ルールの改正点、事故防止のポイントを学びます。
特に、高齢者に多い事故の事例をもとに、無理のない運転や夜間走行時の注意点など、日常生活に役立つ内容を分かりやすく解説します。

❷ 身体機能チェック体験型メニュー
日常生活や自転車運転に必要な身体機能(反応速度、バランス感覚など)を簡易に確認できる体験型のメニューを実施します。
  • 開眼片足立ちでバランス能力を確認
  • 後出しジャンケンでブレーキ操作や咄嗟の対応力を確認
  • これらの経験を通じて、自分の運転や日常生活で注意すべき点を実感し、安全行動への意識を高めます。

    ❸ 自転車シミュレータを活用した危険予測学習
    参加者の中から代表者数名が自転車シミュレータを使って、実際の交通場面を再現した映像の中を走行体験します。他の参加者も映像を見ながら一緒に学習します。
    映像を途中で一時停止し、「どこに危険が潜んでいるか」「どう行動すれば安全か」を全員で考える危険予測学習を行います。
    また、意見交換の時間を設け、日頃の運転で気をつけていることや危険(不安)に感じることなどを参加者同士で話し合い、互いの安全意識を高めます。

    事例紹介