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採用情報

先輩の仕事紹介

護衛部門

これが私の仕事

白バイや側車(サイドカー)による天皇皇后両陛下の護衛

私が所属している護衛第一課は天皇皇后両陛下の護衛を担当する部署であり、その中の機動護衛担当として白バイや側車(サイドカー)で天皇皇后両陛下の護衛を行っています。地方行幸啓等の際にはお召自動車の直近で護衛にあたっているため、テレビ等で目にする機会も多いと思います。白バイ等に乗車して天皇皇后両陛下の護衛を行うとともに雑踏事故防止に努め、また、歓迎の雰囲気を壊すことなく必要な声掛け等をしなければならないため、姿勢・態度・言葉遣いには特に気を遣っています。こうした護衛任務を行っていない時は、訓練を積み重ねて白バイ・側車(サイドカー)の運転技能向上に努め、護衛任務に備えています。

だからこの仕事が好き!一番嬉しかったことにまつわるエピソード

異状なく任務を終えたときの達成感

私が初めて地方行幸啓で白バイでの護衛を担当させていただき、全ての行程が終了して任務が解除になった瞬間、この仕事をやって良かったと実感しました。白バイに乗車して護衛任務を行っている時は、何が起きるかわかりません。例えば、奉迎される方の中に小さな子供がいれば「道路に飛び出してくるかもしれない」、前の人を押すように手を振っている方がいれば「道路にはみ出して来るかもしれない」など、起こり得る状況は数限りなくあります。また、奉迎される方がいない場合でも、周囲の交通状況や自然現象による影響等を考えなければならないため、常に緊張した状況が続きます。その中で、すべての行程を終了して任務が解除になったときは、何とも言えない達成感がありました。

ズバリ!私がこの仕事を選んだ理由ここが好き

白バイに乗りたい、その一心でした

地方行幸啓時に護衛任務にあたっている皇宮警察の白バイ乗務員の映像を見て、とにかくかっこよく、「これしかない!」と思い、白バイの乗務員として活躍したいと強く感じました。それからインターネット等を通じて皇宮護衛官という職業を知り志望しました。

これまでのキャリア

皇宮警察学校(10ヶ月)→坂下護衛署(5年)→護衛第一課(現職・1年目)

先輩からの就職活動アドバイス!

皇宮警察本部は、就職後の自分の努力次第で希望の分野(白バイ・騎馬・捜査等)に進むことができます。また、柔剣道等の特別訓練員として皇宮警察の代表となり、全国警察大会等において都道府県警察官と競い合うこともできます。しかし、当然様々な訓練は辛く厳しいこともたくさんあり、それを乗り越えることにより成長することができると実感しています。就職活動も同じく辛い時もあろうかと思いますが、乗り越えた先を見据えて努力を続けることが大切だと思います。