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採用情報

キャリアプラン

昇任階級章図

皇宮警察本部では、学歴や性別に関係なく昇任試験に合格することにより、上位階級への道が開かれています。また、海外勤務や警察庁・都府県警察への出向、国内・海外での各種研修などにより、皇宮護衛官のキャリアアップを全面的にサポートしています。

About My Career

平成12年 皇宮巡査任命
吹上護衛署配属
平成16年 皇宮巡査部長昇任 赤坂護衛署配属
平成17年 警務部会計課配属
平成19年 皇宮警部補昇任 坂下護衛署配属
平成20年 護衛部護衛第三課配属
平成22年 警視庁出向 警務部訟務課配属
平成24年 企画監察課配属
平成26年 皇宮警部昇任 京都護衛署配属
平成28年 皇宮警察学校配属

現在の仕事について教えてください

 皇宮警察学校の主任教官として、初任科生及び初任補修科生の担任を務める傍ら、庶務担当として校務全般の業務を行っています。学生に対しては、生活指導のほか、実務法学(警察行政法、警察官職務執行法及び刑事訴訟法)及び皇宮警察史について授業を担当しています。
 

 この仕事を行う上で、次のことについて心掛けています。
  担任業務:学生の立場に立った、きめ細やかな指導。
  実務法学の授業:実戦に必要な法律を、実際の事例にあてはめてわかりやすく。

皇宮護衛官になろうと思った理由について教えて下さい

 「天皇皇后両陛下や各皇族殿下方は、誰がお護りしているんだろう。」と思ったのが、皇宮護衛官を志す契機でした。その後、皇宮護衛官の仕事を調べていくうちに、「皇室をお護りする」との職責の重要性に惹かれ、「自分自身も護衛警備の任務に就きたい。」と決意しました。
 この大学時代に決意した想いは、現在まで変わることなく、日夜、自分自身が仕事に打ち込める原動力となっています。

一番印象に残っている経験(勤務)は何ですか

 第一は、側衛官として御対象のお側で勤務することが出来たことです。側衛官として、無事に任務を完遂できたことが自分自身の一番印象に残っている経験であり、自信になりました。

 第二は、警視庁警務部訟務課に出向となり、国家賠償訴訟等の裁判事務や示談交渉の手続きを経験できたことです。警察官(皇宮護衛官)が職務執行中の行為により、外部から訴えを受けた場合にどのような対応を執らなければならないかについて、組織上の危機管理部門の事務を学ばせて頂いたことは、現在の職務にも大きな影響をもたらしています。

 第三は、やはり現在の警察学校において、担任として学生指導に当たっていることです。学生指導は、採用された一人の青年を一人前の皇宮護衛官に育てることが任務となります。そのため、大変な一面もありますが、学生が無事に卒業してくれた際は、教官としての喜びを噛みしめる時です。

今後の目標について

 私は、現在主任教官という立場で、学生に対する生活指導や刑事訴訟法、行政法等の教鞭をとっています。その中で、自らに与えられた使命は、「一人前の学生を育成すること」にあると考えており、日々、学生と一緒に汗を流し、仕事への熱意を伝えていければと思います。

皇宮護衛官を目指す方へのメッセージをお願いします

 何事にもチャレンジする気持ちを忘れないでください。一生懸命に日々努力を積み重ねれば、必ず結果となって表れてくるはずです。皇宮警察本部では様々な職種があり、ヤル気と積極性があれば、自分の目標に向かって挑戦できます。皆さんにお会いするのを楽しみにしてます。