第1章 組織犯罪との闘い |
事例1
神奈川県警察では,平成14年1月に,警察本部長を長とし,生活安全部,刑事部,警備部の関係各課長・課員からなる「組織犯罪対策本部」と,その事務局として「組織犯罪対策室」を設置し,各部門での経験を生かした総合力の発揮,情報の一元化による犯罪組織の実態解明と壊滅,関係機関との連携強化等,組織犯罪対策を強力に推進している。 |
事例2
警視庁では,15年4月,刑事部にあった捜査第四課,暴力団対策課,国際捜査課,生活安全部にあった銃器薬物対策課,国際組織犯罪特別捜査隊,公安部にあった外事特別捜査隊の各課・隊を移行・再編して,組織犯罪対策部を新設した。これまで同庁では,13年9月に組織犯罪対策本部を設け,関係各部の連絡調整を密にして組織犯罪に対応してきたが,組織犯罪対策部を独立させて新設することで,より一体的な対策の推進を目指している。 |
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