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地域安全安心ステーション事業

 鹿児島県
 

ひまわりサポート隊
~鹿児島市魚見町一帯を犯罪から守る住民パトロール隊~
活動拠点:鹿児島市魚見町公民館



警察庁のパトロール用品を装着した隊員

構成員

魚見町町内会員。
人数:51人(発足当時14人)

結成の経緯

社会情勢の変化から、中規模団地である鹿児島市魚見町地区においても、今後各種事件事故の多発が予想されることから、平成16年5月、魚見町自主防災会が主体となり、町内会員に「地域の安全は地域で守ろう」と地域住民による自主防犯ボランティア活動の実施を呼びかけ、有志による活動についてメンバーを募集した結果、14人の賛同を得て、平成16年6月、「ひまわりサポート隊」を結成した。

活動の目的

鹿児島市魚見町一帯の地域住民を災害及び犯罪等の被害から守るとともに、町内の東谷山小学校・同中学校に通う児童等の健全育成を図りながら、「地域住民が一丸となり安全で安心して生活できる魚見町の街づくり」を推進することを目的としている。

活動の内容

登校中の児童等に声かけを実施し通学路の安全と少年の健全育成を図り、年間約90回の夜間パトロール活動や街頭での青少年への声かけ活動を行っているほか、本年2月10日からは青色回転灯を装着した青パト3台を導入し、毎月8日、18日、28日の午後8時頃から午後10時頃までの間、青パト3台による防犯パトロール活動を行っている。

【活動に必要な物】

雨合羽、雨靴、グランドの隅々まで照らせるような懐中電灯。


活動上の問題点・解消方法

結成当初、一部隊員が自己資金を投じて最低限必要なパトロール活動用品等を購入して活動していたが、隊員間でパトロール活動用品等の使用に遠慮がちであった。本件モデル事業実施地区に指定され、新たに帽子・Tシャツ等のパトロール活動用品等が貸与されたことで、個々の隊員が貸与されたパトロール活動用品等を遠慮無く使用し活動できるようになった。

関係機関・団体との連携方法

・鹿児島南警察署と桜ヶ丘団地交番から犯罪情報の提供や防犯パトロール活動の要領、注意点等の教示を受けているほか、合同パトロールの実施、活動日誌の桜ヶ丘団地交番への持参回覧による情報交換を行うなど、警察との連携を図っている。
・鹿児島南地区防犯団体連合会事務局との緊密な連携を図り、地域安全ニュースなどによる情報提供を受けている。
・隣接団地の自主防犯団体「リンク桜丘」と各種情報交換をしているほか、同団地内の夏祭り会場等において、合同の防犯活動に参加するなど連携した活動を行っている。

活動上の配慮事項

「自分達の町内は自分達で守り,安全で安心して暮らせる健康で明るい街づくりとともに青少年の健全な育成を図ること」を目指して活動しており、構成員を増強してメンバーの負担を軽くすることによって継続的な活動ができるよう配意している。

参考

団体の活動や当該モデル事業実施地区の指定などが新聞、テレビ等の報道などにより広報されたことにより、団体の活動が市民及び県民に周知されるとともに、発足当初14名であった隊員が、モデル事業実施地区の指定により51人に増え、団体の組織力が強化されるなど、地域住民による自主防犯活動への参加の輪が広がりつつある。

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