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地域安全安心ステーション事業

 宮崎県
 

大塚町西3丁目地区防犯パトロール隊
西3丁目地区あんしん安全ふれあいパトロール隊
活動拠点:西3丁目地区コミュニティーセンター



下校する子どもたちの見守り活動

構成員

自治会役員、子ども会、PTA、老人クラブ会員等地区住民
人数:82名

結成の経緯

地区内でひったくりや強制わいせつ事案及びのぞき事案が多発したことから、地域における街頭犯罪を抑止及び子どもへの声かけを防ぐために自治会を中心に各地域の関係団体や地域住民に呼びかけて募集を行いました。その結果、平成17年11月に男性隊員30名、女性隊員52名合計82名の隊員で構成する「大塚台西3丁目地区防犯防火パトロール隊」を発足し、同年12月からパトロールを開始しています。

活動の目的

地区内から、街頭犯罪被害者を一人でも出してはならないという強い決意で活動を続けています。特に犯罪に巻き込まれやすい子どもや一人暮らし高齢者にとって安心で安全に暮らせる街になることを目的にしています。

活動の内容

男性隊員は、毎月水、木の午後10時から居住地区を中心にパトロールを行っており、公園、公園公衆トイレ、危険箇所のチェック、防犯灯の蛍光管交換の有無、一人暮らし高齢者世帯の安否確認、玄関灯の点灯確認(ライトアップ作戦への協力要請)等が主な活動内容です。                      
女性隊員は、毎日午前、午後、薄暮時に子ども達の登下校時間帯に併せたパトロール活動を行い、公園公衆トイレの汚れチェック、不審者の通行チェックなどを実施しています。
各隊は、月末に実績報告書を隊長に提出し、隊長はその月のパトロール実績と駐在所からの犯罪や交通事故発生報告書を「あんぜんあんしん速報」として地区内の全世帯に配布しています。

【活動に必要な物】

隊員が86名と多く
  キャップ  50個  サンライト 20本
  Tシャツ  50枚  ジャンパー 50着
などの防犯グッズが不足しています。


活動上の問題点・解消方法

女性隊員を増やして、昼間のパトロール回数をもう少し増やしたいと思っていますが、働く女性が多くなかなか女性隊員を確保するのが困難な状態です。
男性パトロール隊員についても、高齢者が多いことから枯渇してパトロールが出来なくなる恐れがあり、広報啓発活動を続けながら関心や興味のある若い人を掘り起こし、これらの活動に参加してもらえるよう努力しているところであります。

関係機関・団体との連携方法

宮崎県警察本部生活安全企画課、宮崎南警察署生活安全課、大塚台駐在所、宮崎県防犯協会連合会と非常に連携が取れています。また、宮崎県防災防犯携帯メール配信登録制度により、タイムリーな犯罪発生状況のデーターが入手でき、大いに活用しています。
宮崎南警察署生活安全課、大塚台駐在所より適切な指導、助言、犯罪情報の提供を受けています。毎月の地区パトロール隊の発行の「地区あんぜんあんしん速報」を関係機関に送付して情報交換を密にしています。

活動上の配慮事項

パトロール活動は、息の長い継続した活動であるため、隊員の一致結束が必要です。雨が降っても、暑くても、寒くても黙々と定刻に集まってくる仲間を思いやる気持をもって育てていかねばなりません。
そのためには、普段に自分達の活動を振り返り学び、研修する場や時にはその労をねぎらう交流会の場などの節目節目に隊員としての自覚と連帯感が感じような気配りが必要と思います。

参考

防犯防火パトロール活動を開始して以来、大塚台西3丁目地区における街頭犯罪の発生はゼロを続けております。このことが大塚台団地全体の街頭犯罪を激減させており、いかに住民自身によるパトロール活動が犯罪抑止効果があるのかを身をもって感じているところであります。

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