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地域安全安心ステーション事業

 島根県
 

安全安心ステーション荒島
犯罪のない「安全・安心の町あらしま」
活動拠点:荒島公民館



通学路の見守り活動

構成員

地域安全推進員、長寿会、婦人会、小学校PTA等9団体
人数:150名

結成の経緯

全国的に児童対象の凶悪事件や住民の身近な犯罪が発生する中、「地域の安全は地域で守る」を合い言葉に地域安全推進員が中心となって、運転者会、長寿会、婦人会、荒島小学校PTA等関係団体に呼びかけた結果、150名もの賛同を得て、平成18年4月1日に「安全安心ステーション荒島」を結成

活動の目的

児童対象被害の凶悪事件の防止活動を中心に、社会情勢の変化に伴い多発する各種防止活動を推進し、平穏な地域社会の確立を寄与するとともに少年の健全育成活動を目的としている。

活動の内容

通学路における見守り活動を中心に、青パトによる通学時間帯のパトロール活動を実施しているほか、駐輪場の防犯診断、夏期における夜間パトロール等を行っている。また、小学生児童を対象に「親子で考える防犯標語」を募集し、最優秀作品を大型看板にしてJR荒島駅に掲出している。
少年の健全育成活動については、「親子ハゼ釣り大会」「蕎麦づくり体験」を開催している。

【活動に必要な物】

活動用ジャンパー、懐中電灯、


活動上の問題点・解消方法

結成当初は団体のパトロール活動等が市民に知られていなかったが、平成18年6月に荒島小学校において関係者及び児童370名が参加して開始式を開催し、これが新聞報道され、更に代表者に対するインタビュー記事が新聞で紹介され、市民に受け入れられるようになった。また、統一した活動ジャンパーを使用したり、活動紹介広報紙を発行するなどした結果団体の活動は市民に周知されるようになった。

関係機関・団体との連携方法

安来警察署と連携を密にし、不審者情報及び犯罪情報の提供を受け、パトロールの参考としているほか、島根県警が実施している「みこぴーメール」の配信により島根県内の不審者情報並びに防犯情報を活用し効果的な活動を実施している。また、安来市防犯協会から腕章作成等の支援を受けている。

活動上の配慮事項

団体の防犯活動が市民に浸透し、市民の防犯意識の高揚を図るとともに各種情報の交換を活性化するほか、息の長い継続的な活動ができるよう配意している。

参考

ここ安来市は、島根県の最東部に位置し、人口約41,000人の地方都市であるが、住民の防犯意識は高く、「安全安心ステーション荒島」の活動を参考に新規防犯ボランティア団体の結成がなされている。

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