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地域安全安心ステーション事業

 富山県
 

伏木いやさーパトロール隊
おらっちゃ ボランティアポリスマン
活動拠点:高岡警察署伏木幹部交番



外国船が入港している港のパトロール

構成員

伏木曳山祭りの山車の引き手が中心とした地域住民。
人数:46人

結成の経緯

富山県高岡市伏木地区には、伏木港に入港する外国船から多くの外国人が上陸し、外国人による犯罪も多発したことから、地域住民には慢性的に安全に対する不安感があった。このため、伏木曳山祭りの引き手が中心となって有志を募り、20人で「伏木いやさーパトロール隊」を発足させた。

活動の目的

伏木地区のパトロール活動を実施することにより、地域における各種犯罪・事故の防止を図るとともに、地域住民に不安を与えている問題を把握して、関係機関に通報するとともに、連携・協力して問題の改善に取り組み、もって、安全で住みよい伏木地区をつくる。

活動の内容

隊員で10班体制を組み、活動計画表に基づき、隔日に1班(4~6人)が拠点である伏木幹部交番に集結。隊の広報車で地区内をパトロールの後、 港湾、学校等の重点地区を徒歩でパトロールしている。また、班編成とは別に、児童の登下校の時間帯には、時間に余裕のある者が、随時、通学路のパトロール 活動を実施している。

【活動に必要な物】

特になし


活動上の問題点・解消方法

ロシア人船員等による自転車盗、万引等があったことから、ロシア人とのコミュニケーションを図るため、講師を招いてのロシア語研修を実施しているほか、定期的にロシア船への訪船活動を実施してきた結果、外国人船員から「ボランティア ポリスマン」と呼ばれるほど知られるようになってきた。

関係機関・団体との連携方法

パトロール終了後、交番に備え付けの日誌に記入するとともに、パトロール中の特記事項を交番所員に報告している。
県及び地区防犯協会からの助成を受け、パトロール用具、ユニホーム等をそろえている。

活動上の配慮事項

ボランティア活動に徹することとし、パトロール中知り得た個人のプライバシーは絶対に公言しないよう取り決めているほか、特異事項があった場合は自分らで対処することなく、警察に速報するこことしている。

参考

富山県下で自主パトロール隊としていち早く発足した「伏木いやさーパトロール隊」では、全隊員が県内自主パトロール隊先駆者としての自覚と誇りを持っており、他地区でのパトロール隊発足に際しても、隊長らが講演を実施するなどの活動をしている。

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