地域安全安心ステーション事業
山梨県 |
ゆりヶ丘自主防犯パトロール隊
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構成員ゆりヶ丘地区自治会員 結成の経緯新興住宅地として十数年前に開発され、岩殿ニュータウン=ゆりヶ丘と命名され、次第に住宅が建ち並び世帯も120余りとなったが、2004年に地区内住宅に空き巣被害が発生し、それをきっかけにして自治会全体で結成された。しかし、サラリーマンが多いことから実際に常時、活動に加われるメンバーは15名程度である。 活動の目的ゆりヶ丘地区内や周辺・通学路に起こる犯罪の防止に努め、住民が安心して過ごすことのできる街づくりを目的とする。 |
活動の内容地元の大月警察署と連携して防犯教室を実施し、住民が防犯に関してのいろいろの知識を教示してもらう。警察や他団体から貸与された防犯グッズを利用しながら、15人程度のパトロールを実施する。時々は、各組7着ずつ配布した帽子とジャンパーを着用してパトロールを実施する。 【活動に必要な物】 活動用帽子、Tシャツ、ジャンパー、合図灯等 |
活動上の問題点・解消方法
結成母体は大きいが、常時活動できる人が少ない。また、活動時間帯を強制的に割り振りすることがそれぞれの都合でできない。したがって、地区内をパトロールしていない空白の時間が多い。
関係機関・団体との連携方法
大月警察署から犯罪情報の提供や年一度の防犯教室の実施を受け、住民の意識の高揚に努めている。また、その際、注意点の教示を受け、又は合同パトロールを実施してパトロールポイントの指導を受ける。また、時には一日交番を開いてもらい、住民の各種相談に乗ってもらう。
活動上の配慮事項
パトロールの時間帯で切れ目なく計画され実施されているわけではないので、その空白時間帯をどう考えるかであるが、誰もパトロールを実施していない時間帯でも他の地区の人が入ってきたとき、この地区が防犯に心がけているのだな、というように街並みに見せるため、防犯看板や旗の設置、行き届いた清掃で街中をきれいにすることに心がけている。
参考
平成14年中の刑法犯発生状況は、大月警察署が351件、賑岡地区(ゆりヶ丘地区を含む。)が12件であったが、平成17年中は大月警察署が67件、賑岡地区が2件と大きく減少している。
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