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地域安全安心ステーション事業

 新潟県
 

大崎地区自治会長協議会
住民の自立と連帯意識に支えられた、豊かな住みよい地域づくり
活動拠点:大崎公民館



小学生下校時間帯の見守り活動状況

構成員

自治会長や役員など210人が活動しており、三条市大崎地区の住民全体が皆で安全な安心づくりに取り組んでいるため、実際に活動する地区の住民を含めると12,833人となっている。

結成の経緯

元々は自治会の防犯部会の活動として、子ども達の安全を確保するために下校時間帯に見守り活動を始めたのをきっかけに、全国的に多発する子ども被害の凶悪事件を受け、「地域の安全は自分たちの手で守る」を合い言葉に、自治会のみならず地区の住民全体の活動として現在に至っています。

活動の目的

地域住民が、自分たちの手で自分たちの地域を守る活動を行うことによって、三条市大崎地区が「安全で安心して暮らせるまち」となることを目的としています。

活動の内容

毎日、午後2時ころから午後5時ころまでの小・中学生の下校時間帯における、無理のない範囲での見守り活動
地域の危険箇所を点検した上での地域安全マップの作成
徒歩、自転車、自動車など活動方法にこだわらない、ながらパトロール
子どもの健全育成を目的とした野外清掃活動。
大崎地区の住民で構成されている大崎コミュニティと連携しており、同コミュニティが平成25年度から新規事業として「ホームページ」を立ち上げ、地域の身近な情報を投稿・共有できる仕組みを確立するなど、犯罪抑止につながる地域の情報発信など地域をあげた「安全・安心」の取組みを推進している。

【活動に必要な物】

活動用ジャンパー、同Tシャツ、腕章、帽子、サンバイザー等


活動上の問題点・解消方法

問題点:活動地域が広く(約8平方キロメートル)、住宅地と住宅地の間には田園が広がっており、その間の防犯活動をどうするのか。
解消方法:町内ごとの集団下校に一人以上ずつ保護者や地域住民などが付き添っています。
問題点:活動する人数が多く活動用ジャンパーなどのグッズが不足している。
解消方法:平成17年4月に県、平成18年3月警察庁追加の地域安全安心ステーション事業指定を受け活動物品の無償貸与を受けて充実しています。

関係機関・団体との連携方法

警察はもちろんのこと、三条市や教育委員会、地区の大崎小学校、大崎中学校などの行政・教育機関とも緊密に連携し、パトロールの人数や時間帯などを決定・実施している。また警察からの犯罪発生状況や不審者事案出没情報の提供を受け、常にタイムリーな活動上の注意点確認や危険箇所の点検を行っています。

活動上の配慮事項

犯罪者を捕まえることを目的とするものではなく、見せるパトロール活動をすることによって、犯罪の未然防止、さらには犯罪に強いまちづくりを目的としています。
活動時間や人数を決定せず、無理のない範囲での活動を行っています。
受傷事故防止に配慮し、何かあったら直ぐに110番連絡をしています。
万が一に備えボランティア保険に加入しています。

参考

現在は当自治会をはじめ、PTA、民生委員、児童委員、青少年指導委員など、大崎地域内の各種団体が自主的に行っている活動をお互いに認め合い、住民参加のもとで協力しながら地域コミュニティ活動として推進していくことにより、地域住民の自立と連帯意識に支えられた、より豊かな住みよい地域づくりを推進しています。

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