地域安全安心ステーション事業
埼玉県 |
防犯ボランティア「ゆず」 |
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構成員地域安全・交通安全関係団体、小中学校PTA、警察OB、地域ボランティア有志等 結成の経緯平成17年3月末に毛呂山交番が廃止されたことに伴い、同年7月から空き交番を活用した防犯活動センターとして開所、地域住民ボランティア有志と町職員が同センターを拠点としたパトロール等防犯活動を開始、参加者募集に応じた地域ボランティアの増加に伴い、町職員の派遣を同年9月末で打ち切り、同年10月、防犯ボランティア「ゆず」を結成。 活動の目的毛呂山町内の犯罪抑止活動及び交通安全も含めた関連活動を目的とする。 |
活動の内容防犯活動センターは、平日(月曜日~金曜日)の午後2時から午後6時までの間、センターを開所して来訪者の地理教示等に対応するとともに、各方面に分かれて徒歩や自転車によるパトロールを実施している。また平成18年12月、青色回転灯を装備した車両によるパトロールが可能になり、町所有自動車の貸与を受け、通学路を中心にした青色パトロールを実施している。 【活動に必要な物】 活動用のベスト、帽子、笛、合図灯など |
活動上の問題点・解消方法
メンバーには、参加できる日を自己申告してもらっており、その中で調整しているが、日によってばらつきが出る。毎日、防犯センターの開所とパトロールの実施をするためには、多くの参加者が必要であり、町の広報紙等を活用して今後も参加者を募り、永く継続した活動に取り組みたい。
関係機関・団体との連携方法
西入間警察署、長瀬駅前交番から犯罪情報等の提供や防犯パトロールの指導を受けており、毎週金曜日には交番勤務員と合同パトロールを実施するなど警察との連携を図っている。また月1回の役員会議や関係団体との会議を開催して情報の共有を図り、活動の充実を図っている。
活動上の配慮事項
常に声を掛けて住民とのふれあいを心がけ、明るい笑顔で対応している。そして防犯パトロールを通じて防犯への取り組み強化を地域社会にアピールし、犯罪を起こさせにくい環境づくりに勤めている。またメンバーに対しては、自由参加を原則として継続的に活動ができるように配慮している。
参考
埼玉県下では、空き交番活用第1号ということである。
毛呂山町の刑法犯認知件数は、平成18年は674件で、前年より180件減少しており、団体の活動が地域安全に効果を表している。
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