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地域安全安心ステーション事業

 山形県
 

浜田さわやか声かけ会「見まもりくまくん」
地域で守ろう子どもの安全
活動拠点



危険箇所点検活動

構成員

地元自治会、社会福祉協議会、交通安全協会、民生委員等
人数:350名

結成の経緯

昭和58年4月から、浜田学区コミュニティー振興会の事業として、青少年健全育成活動や交通安全活動等を展開してきた。平成9年以降、全国的に子どもが犠牲となる事件事故が多発し、当地区内においても不審者等による声かけ事案が発生したことから、これまでの活動に児童生徒の登下校時の安全対策と地域内の危険箇所点検活動等を加え、団体の名称を、浜田さわやか声かけ会「見まもりくまくん」と命名し、平成17年7月に発足。

活動の目的

活動地域が、JR酒田駅前周辺で、酒田の玄関口であることや管内の10カ所の高等学校の通学路にもなっていること等から、地域内の安全安心は「地域内に住む大人の責任」を合い言葉に、「事件や事故のない安全・安心な街・浜田」の確立に寄与することを目的として活動している。

活動の内容

・徒歩や青色回転灯車両での子ども見守り活動、通学路の危険箇所点検活動等
・毎月10日・20日を統一活動デーと定め、会員の情報発信と共有を目的とした情報交換会の実施
・犯罪の温床となりやすい少年のたまり場や不審者情報のあった地下道、公園等の夜間パトロール
・子どものコミュニティー能力を高めるため、「遊びの学校」と名づけたサマーキャンプの開催
・子どもに夏祭り行事を企画立案させ、地域の一員としての自覚と地域愛の醸成を図っている
・学校と連携し、児童との対面式や声かけ事案の対処要領等を寸劇にして上演し安全指導を実施
・会の活動を紹介する「声かけ会ニュース」の発行                       

【活動に必要な物】

童話作家土田義晴氏のイラストをプリントした活動着と広報啓発の為のアピールシート


活動上の問題点・解消方法

活動地域が酒田の玄関口であるJR酒田駅前周辺で、住宅街や商店(飲食)街が混在している地域であり、他地域と違って観光客を含めた大勢の人達が昼夜にわたり往来する為、地域の安全安心のためには、そこに住む多くの見守りの目が必要であることを理解してもらい、また実質的活動に参加して貰うことが問題点であったが、事務局を、地域の実態を最も把握している浜田学区コミュニティー振興会に置いたことで、実質的活動が推進しやすく、会員数も増加の一途をたどっている。

関係機関・団体との連携方法

事務局である浜田学区コミュニティー振興会は、34自治会と、関連協力団体として民生児童委員・社会福祉協議会・老人クラブ・商工団
・体育振興会・PTA等18団体で構成されており、実質的な活動のできる会員が多数登録されていることから、年当初から1年間の活動計画を立て、その計画に基づいて、日々の見守り活動を活発に推進している。        

活動上の配慮事項

本会は、浜田学区コミュニティー振興会の活動でもあることから、活動目的である「事件や事故のない安全・安心な街・浜田の確立に寄与すること」が会員のみならず学区内住民に浸透している。
日々の見守りパトロール活動は会員中心で実施しているが月2回実施の統一活動デーや有害環境浄化活動並びに危険箇所点検活動時には、警察の方々の協力を得ながら活動を実施している。

参考

活動地域が、多くの高校生達の通学路になっていることから、少年のたまり場も多く、不審者等による声かけ事案も多かった。しかし、本会発足後、日増しに活動が末端浸透し、活性化してきたことにより、声かけ事案や不良行為少年の補導等は、ともに大きく減少し、日々の見守りパトロールや有害環境浄化活動並びに危険箇所点検活動等の効果が出てきた結果と自負している。特に、酒田駅周辺にある6カ所の公園の生け垣を、行政に積極的に働きかけ、半分の高さに伐採したことにより、見通しの悪い、死角となっていた場所を減らし「犯罪をさせな
・犯罪を寄せ付けない環境づくり」を実施した効果は大きかったと思っている。

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