静岡県 |
掲載日:平成22年3月 |
有度子どもを守る会
青色回転灯装備車両によるパトロール活動により、空き巣被害が激減
■犯罪抑止につながった事例
地元警察署等から、犯罪発生状況や不審者情報の提供を受け、地域に応じたきめ細やかな青色回転灯装備車による防犯パトロール活動を実施したほか、パトロール活動で把握した危険箇所等を自主制作の「防犯マップ」に図示し、地区内の学校・公民館等に掲出するなど、多岐にわたる効果的な防犯活動を実施した結果、同地区内の平成19年中の刑法犯認知件数は333件(前年比-86件 -20.5%)と減少した。また、同団体の防犯活動が住民に周知されたことにより、住民個々の防犯意識が高揚し、地区住民による子ども見守り活動等の相乗効果が生まれ、その結果空き巣は、前年比-32件(-72.2%)と大幅に減少した。
■事例に関する参考事項
同会では、組織の拡大、活動の周知徹底を目的に自治会役員やPTA等を青色回転灯装備車に同乗させての防犯パトロールを行った結果、住民の防犯活動への参加・協力が見られるようになった。また、地元警察署等から犯罪発生情報や不審者情報等の提供を受け、団体構成員や地区住民を対象とした研修会を開催するなど、活動の活性化、組織の拡充を図っている。