自主防犯活動事例
熊本県 |
人吉市「こども王国保安官」
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構成員人吉市こども王国保安官(老人クラブ会員) 結成の経緯人吉市は「物語都市ひとよし」構想を掲げ、“人がこども達を優しく見守るまちづくり”を推進しているが、こどもが犯罪に巻き込まれる事件が全国的に増え、郡市内においても不審者が出没するケースが増加したことなどから、「高齢者もこども達を見守る活動に力を貸そう」という気運が高まり、市からの協力要請を受け、平成18年8月31日、「こどもを見守る保安官」として組織を結成。 活動の目的こども達の登下校時間帯にあわせた見守り活動を行うことにより、地域内の防犯意識の高揚と安全安心なまちづくりの実現に貢献することを目的としている。 |
活動の内容児童・生徒の登下校時間帯に、散歩や屋外活動などの普段の生活リズムに合わせて、あいさつ運動や交通安全に関する指導を行いながら、こども達を見守ることが保安官の主な役割。具体的には、お揃いの黄色ユニフォームを身にまとい、こどもたちの見守り活動を行う。 【活動に必要な物】 市教育委員会から配付されるユニフォーム(黄色い蛍光色ユニフォームと夏用ベスト)、帽子 |
活動上の問題点・解消方法
こどもたちが道路を横断する際やマナーの悪いドライバー等に対し「もっと踏み込んだ指導ができないか」と感じている会員もいるが、保安官はあくまでも子ども達を見守る立場であり、今後も自分のペースに合わせ、無理をしない範囲で楽しみながら地域の子ども達を見守る活動を行っていくように会員相互に意思の疎通を図っている。
関係機関・団体との連携方法
人吉市との緊密な情報交換の実施
活動上の配慮事項
・不審者を見かけた場合の警察への通報とこどもの安全確保
・ユニフォームの着用
・見守り活動による犯罪抑止が目的であることを忘れず、必要以上の行動をとらない。
参考
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