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自主防犯活動事例

 山口県
 

中部中央盗犯防止重点地区推進協議会
子供見守りをはじめ、地域の安全確保に向けた活動を展開中です。



「ママさん一日警察官」(協議会員)によるふれあい活動

構成員

協議会内の7つの自治会長、少年相談員 等
人数:18名

結成の経緯

21年前(昭和60年)、協議会のあるセメント町交番管内に大型スーパーが出店し、当時、万引き等の犯罪が急激に増加したことから、危機感を抱いた地域住民が地域安全活動を推進しようと「中部中央盗犯防止重点地区推進協議会」として結成したもの。

活動の目的

警察のほか関係機関との連携を密にしながら、地域の自主防犯意識の高揚を図るとともに、犯罪抑止や少年非行防止活動を積極的に展開し、犯罪のない街づくりの実現を目指すことを目的としている。

活動の内容

自主防犯活動の実践として、駐輪場における施錠、自転車防犯登録の働きかけや、マナー向上のための指導をはじめ、交番勤務員と連携した夜間パトロール、交番を活用した研修会を実施している。
また、全国地域安全運動期間中には、「ママさん一日警察官」を選出し、通学路における危険箇所点検や児童への声かけ運動などを実施して、地域の安全確保に努めている。

【活動に必要な物】

夜間パトロール時のサインライト、夜光チョッキ(タスキ)、懐中電灯、腕章 等


活動上の問題点・解消方法

結成以来21年を経過し、会員の高齢化や若年層への引継ぎ等、地域安全活動を実施していく過程において問題点等が生じている。
昨年、協議会のある須恵小学校区にも「子ども見守り隊」が発足したことを受け、同見守り隊員とも連携した活動を推進し、児童の保護者等若年層へも働きかけを行い、地域の安全情報の交換を図る等し、地域安全活動の輪が広がるように努めている。

関係機関・団体との連携方法

○ 管轄交番と連携した夜間パトロール等の実施、交番を活用した防犯講習会及び情報交換会の実施
○ ママさん一日警察官の委嘱と通学路における危険箇所点検の実施 等

活動上の配慮事項

会員による各種活動が、防犯面で効果があることに加え、会員の活動を通じて他の地域住民一人一人の防犯意識が高揚するよう広報の面にも配意している。
特に、子供見守り活動においては、学校との連携や保護者への積極的な参加呼びかけ、更には、地域住民、児童との挨拶を通じたふれ合い活動等に配意している。

参考

平成14年10月中国管区警察局・中国防犯連合会連絡協議会長連名表彰を受賞した。
平成21年度犯罪のない安全で安心なまちづくり功労者知事表彰を受賞した。

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