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自主防犯活動事例

 山口県
 

新川防犯パトロ-ル隊「しんせん組」
宇部新川地区から犯罪を無くす世直しボランティア団体



活動支援物資贈呈式、防犯パトロ-ル初め式

構成員

校区民(会社員、自営業者、主婦など)。
人数:72名

結成の経緯

宇部新川地区はJR宇部新川駅や歓楽街があることから犯罪が多発、危機感を持つとともに夜間におけるパトロ-ル隊の必要を感じた地区の防犯指導員が中心となって、交番と連携の上、「しんせん組」を結成した。

活動の目的

昼間の見守り隊は結成されていたことから、夜間における侵入盗や街頭犯罪の防止活動を推進することを目的としている。

活動の内容

毎月第1金曜日の午後8時から、1時間半、約20人で防犯パトロ-ルを行い、青少年への声かけや、犯罪の未然防止のための、見せる活動を行っている。また、祭礼行事にもパトロ-ルを実施しており、年末には事前研修会を実施、1週間連続した夜間パトロ-ルを計画している。

【活動に必要な物】

懐中電灯(合図灯)、手袋等の防寒用品、帽子、チョッキ


活動上の問題点・解消方法

色々な活動を考えているが、資金が必要なことや、パトロ-ル隊員の年齢(高齢化)的な問題が生じてくると思う。

関係機関・団体との連携方法

交番等と連携して合同パトロ-ルを実施したり、犯罪発生状況等の情報提供を受けている。
ふれあいセンタ-にも定期的に立ち寄り、各種会議にも参加して各種の情報交換を行っている。

活動上の配慮事項

犯罪を発生させないぞという気持ちで、夜間パトロ-ルを行っている。今後パトロ-ルの回数を増やすなど、校区民に対し、防犯に対する認識を新たにしてもらうための活動を継続して実施したい。

参考

新川交番管内では、平成16年中721件(前年対比+39件)の刑法犯を認知しており、内、侵入盗が84件であった。昨年から、宇部署管内では次々に見守り隊が結成され、本年5月2日には、新川交番管内でも「新川っ子見守り隊」が結成されるなど地域住民の安全に対する意識が高まる中、結成されたしんせん組は、「新川」を「しんせん」と読ませたもので、行動的なボランティアとのイメ-ジを意識して命名されたものである。このようなボランティア活動の活性化に伴い、犯罪の認知件数も減少してきており、8月末では、新川交番管内の刑法犯認知件数が401件(前年同期比-87件)で、侵入盗については、24件(前年同期比-46件)と大幅に減少している。
結成以降の功績により、平成18年に山口県防犯連合会功労ボランティア表彰と犯罪のない安全で安心なまちづくり功労者知事表彰を受賞した。

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