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自主防犯活動事例

 鳥取県
 

NPO賀露おやじの会
「鳥取港・賀露みなと海岸わいわい保安官」



「第4回全国おやじサミットinとっとり」 討論会

構成員

漁師、大工、自営業者など地域のおやじと活動の趣旨に賛同する各地のおやじが集まっている。
人数:会員15名

結成の経緯

平成9年、地域の子供会活動をきっかけに集まり、こどもの健全育成、環境の保全、安全安心のまちづくりの活動を続けている。平成14年非営利活動法人となり全県規模の科学実験イベントの開催、県内外の市民団体と連携した温暖化防止活動を行っている。また、鳥取県内おやじの会のネットワーク「とっとりおやじ連」を結成し、平成18年9月「第4回全国おやじサミットinとっとり」開催の中心的役割を果たした。子どもたちや地域を見守る各地のおやじの会のつながりは全国へと広がっている。

活動の目的

漁港のある賀露町には近年、多くの観光客や買い物客が県内外から訪れるようになったため、賀露町内の防犯パトロールを行い、賀露町民並びに来訪者の安全と安心を確保するものである。更に賀露町民の防犯意識を醸成し、自主防犯活動を促すことを目的とする。

活動の内容

昼間に仕事を持つおやじたちなので早朝、夜遅くのパトロールを中心に活動する。肥満と運動不足に悩むおやじたちはひたすら歩くことを心がけ、地域の人や子ども、観光客や釣人に声をかけるあいさつパトロール活動を基本としている。

【活動に必要な物】

懐中電灯、反射たすき


活動上の問題点・解消方法

知らない人や観光客、少年への声のかけ方など不安があったが、先進的に活動している他のおやじの会よりアドバイスを受け自然にあいさつを交わせるようになった。地域の人が誰とでも気持ちよくあいさつを交わし、声を掛け合える町をつくることが安全安心のまちづくり活動の基本と考える。

関係機関・団体との連携方法

平成17年度に県の防犯ボランティア活動補助金の支給を受け、タスキや看板などの備品を整備した。鳥取県警察本部から県内犯罪の発生状況などの情報提供を受け地域での啓発活動などに利用している。

活動上の配慮事項

体力的にもやや衰えが見えるおやじたちであり健康と安全を第一にして活動している。けっして無理することなく体調を考慮し徒歩によるパトロールを原則にしている。パトロールの途中などには会員の仕事場にも立ち寄りコミュニュケーションを大切にしている。

参考

2006年9月、鳥取県内おやじの会のネットワークである鳥取おやじ連は「全国おやじサミットinとっとり」を開催しましたが、賀露おやじの会はその中心的な役割を果たしました。このサミット全体討論会では地域の安全活動や少年たちへの声かけ活動などについても話し合いました。おやじの会の活動のネットワークは確実に全国に広がっています。

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