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自主防犯活動事例

 和歌山県
 

北野口区自主防犯組織隊
県内初の青色回転灯の民間パトロール、県内に広がれ。



いまは「子どもの安全」が重要課題

構成員

北野口区自治会住民
人数:81名

結成の経緯

御坊市では高速道路の開通等により犯罪率が県内で最悪になったことに加え、地区内でも不審者による子どもへの声かけ事案や下着泥棒、空き巣被害、オートバイの盗難が発生していた。このため同市内で既に4つの自主防犯団体が結成されていとことから自主防犯の気運が高まり、同地区において「区民が安心して暮らせる地域づくり」を目指して組織体を結成した。

活動の目的

同組織隊は、地域における犯罪を未然に防止し、住民が安心して平穏な生活を営むために「地域の安全は地域住民が守る」を基本理念として設立。目的達成のため、パトロール参加による地域住民の連帯感を高めることにより、地域の犯罪抑止機能を高める。

活動の内容

週3回の子どもの登下校時の見守り活動に加えてのあいさつ運動や、危険箇所の点検整備、交差点等の要所への「自主防犯パトロール実施中」看板の設置、自治会の会合での警察と連携した防犯講習の実施

【活動に必要な物】

懐中電灯、夜光チョッキ、帽子、制服、車両、マグネットシール、立看板など


活動上の問題点・解消方法

車両だけでの活動であると、夜間、細い路地などへの警戒ができず、バイクの乗り捨てなどが多かったが、徒歩による警戒及び必要箇所について防犯灯を設置したため、犯罪の発生が少なくなった。
活動には、装備品の購入、活動員の保険料、ガソリン代などの経費がかかり、区費だけでは活動資金が不足していたが、事業所からの協力金等で補填している。

 

関係機関・団体との連携方法

御坊警察署生活安全係や塩屋駐在所交番との合同でのパトロールや、不審者等の発見時の速報体制の確立。御坊市議を相談役として市行政当局とも連携をとっている。また、御坊市内自主防犯8団体の連絡会も結成されており、他団体との情報交換も行っている。
本年度「和歌山県安全・安心まちづくり活動モデル事業」に指定され県の活動支援も受けている。

 

活動上の配慮事項

警察との連携を深め、事案認知時の無理のない安全な対応の指導を受けると共に、110番等警察への連絡を行うようにしている。
地域における防犯意識の高揚に配慮し、防犯講習も実施している。

 

参考

北野口区の殆どの住民がパトロール活動に参加します。また、県下で初めて自治会組織が青色回転灯パトロールを実施した団体でもあります。

 
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