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自主防犯活動事例

 奈良県
 

西大和6自治会連絡会
皆で築こう、安全で安心して住みよい街づくり



同会の青色防犯パトロール隊出発式

構成員

定年退職者、サラリーマン等
人数:62名

結成の経緯

同6自治会は近接し、また地理的に同じ条件下であった事から、防犯・防災面の活動を各自治会が連携して広範囲で実施する事が効果的であると考え、4年前に結成。

活動の目的

新住民の住宅街で高齢化も進み、地域の連帯感も希薄化している。危機意識を高め諸活動に参加を促すためには各自治会の活動が基本であり、本会はそれを支援・補完するものと位置づけ、各自治会長を運営の主体としている。各会長の任期は1~2年であるが、防犯・防災活動は継続した長期活動が必要である事から、事務局を設置し、その活動をカバーしている。

活動の内容

役員会議を月1回、専門部会(防犯部会、防災部会)を適宜開催し、年間計画、各イベントの運営等を検討する。発足当初から住民参加が基本方針であり、管内全世帯対象にアンケートを実施し、集計・分析のうえ、何から始めるかを住民にも伝えた。防犯ポスターの作成から始め、各自治会役員及び希望者に配布のうえ、玄関に掲示、大切に保管するように指導して防犯意識の向上を図った。ポスターは時々更新し、現在も続いている。空き巣の侵入手口等の防犯講演会は毎年開催、警察官との合同パトロールは年1回実施し、各自治会の自主パトロール(月1~2回)や自転車隊の活用等も行っている。
また、平成17年6月より青色防犯パトロール隊を結成、毎週1回通学路を中心に地域内を巡回しているほか、年2回は犯罪発生防止に向け環境パトロールを実施している。

【活動に必要な物】

活動用防犯帽子、ジャンパーとチョッキ、腕章、拡声器、合図灯、青パト用マイク。


活動上の問題点・解消方法

・住民の関心度を高め、如何に多くの参加が得られるかが問題点であったが、シルバー会・子供会・学校関係者他管内諸団体との接触を多く持ち、また毎年年初に西和警察署生活安全課を交えて諸団体との防犯・防災懇談会を開催する事で解消している。
・各自治会活動に温度差があったが、事務局が各会長間の連携・連絡を密にする事で解消している。

関係機関・団体との連携方法

・西和警察署とは生活安全課を中心に防犯講演会の講師派遣・資料提供・合同パトロール・各月の交番別刑法犯発生状況や空き巣被害ゼロ・運動100日運動期間中15日毎に各自治会別に空き巣等犯罪発生状況等の情報提供を受ける等して、その中で情報交換を行い連携を図っている。
・上牧町役場には広報誌へ当会活動状況の掲載協力、100日運動期間中週1回の町内防犯放送を実施、講演会開催時の協力等を頂き、連携を図っている。     
・管内小・中学校及び各PTAと連携した通学路等の青色パトロール。

活動上の配慮事項

・バス停等主要4ヶ所に防犯防災掲示板を設置し、住民に情報提供している。
・6自治会のロゴマークも作成し、住民の関心事が高い事項については、家庭内貼付用ポスター等をタイムリーに作成配布する等、親しみのある活動を心掛けている。     
・防災活動にも力を入れている、活動基盤は一緒であり住民の危機意識の熟成に繋がっている。

参考

・H14年6月に防犯活動のスタートとして作成したポスターは、その後上牧町の自治連合会でも使用される事になり、現在では町内全体に掲示されている。
・H14年9月から西和警察署指導のもと始めた「空き巣被害ゼロ・100日運動」は西和警察署管内の全体運動となって定着した。
・総務省の「地域安心・安全ステーション整備モデル事業」消防庁所管に本年H19年6月選定された。 ・H17年奈良県内防犯功労団体表彰受賞       
・H18年防災功労者(団体)知事表彰       
・H19年学校安全ボランティア活動文部科学大臣賞受賞

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