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自主防犯活動事例

 奈良県
 

秋篠台防犯パトロール隊
安全の種をまき、安心の花を咲かそう



パトロール前に集うメンバー達

構成員

主に60歳以上の無職者、主婦。
人数:50名

結成の経緯

同地区は奈良市の中西部に位置し、203世帯からなる新興住宅地で、近隣に秋篠寺がある。同地区は高齢者が多く、将来に向けて、治安に関して不安を抱えており、全世帯に強い防犯意識を持たせるため、パトロール隊を結成した。

活動の目的

将来に向けて明るいまち作りのために、まず防犯からとの意気込みで、安全の種をまき、安心の花を咲かそうを合言葉に犯罪に強い防犯組織の確立。

活動の内容

昨年12月、パトロール隊を結成し、毎週1回町内パトロールを実施している。パトロール隊は子どもの下校時間帯を中心に行っているが、月1回の夜間パトロールも実施している。高齢者世帯が多いので、パトロールに参加出来ない世帯に防犯腕章を配布し、自由なパトロールも実施している。世帯数の3分の1にあたる70世帯にセンサーライトを設置して防犯意識の向上を図っている。

【活動に必要な物】

防犯Tシャツ、防犯コート、懐中電灯、防犯のぼり。


活動上の問題点・解消方法

高齢者世帯が多く活発さに欠けるものの、本年6月に自治会役員が中心となって防犯防災委員会を立ち上げる等、高齢者の防犯意識を積極的に行っている。
パトロールに必要な防犯グッズの経費について問題が上がっていたが、本年6月に安全安心ステーションモデル地区の指定を受けた事により、防犯グッズの貸与があり、貸与継続を望んでいる。

関係機関・団体との連携方法

同町は明るいまち作りを指針として町内の防犯灯の増設を目指しており、常に市の関係部署に同委員長が赴いて連携を図っており、またステーションモデル指定を受けた事で市の協力も強い。警察との連携についても、防犯防災委員会への出席要請が多く、常に反省検討を加えている。

活動上の配慮事項

活動のモットーとして「決して無理をしない、怪我をしない、長続きさせる」を掲げて、穏やかな改革を目指している。町内の人が出来る防犯を心掛けて、パトロールだけでなく、挨拶運動、花作り、町内美化と出来るところから実施している。

参考

同町は全国に先駆けて防犯灯をブルーにして犯罪抑止状況を現在実験中で、ブルー色の防犯灯を設置してから、犯罪がゼロでその効果が出ている。同町での色と犯罪の関係で効果が表れた場合、これを県下に紹介していく予定である。

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