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自主防犯活動事例

 愛知県
 

防犯御油の会
『自分たちの町は自分たちで守る、有志による防犯ボランティア』



警察との合同パトロール

構成員

会社員、自営業者など
人数:125名

結成の経緯

豊川市御油地区が新興住宅地区であり、住民相互のつながりの希薄や犯罪の多発から平成13年10月、東沢1区(名鉄御油駅の東南・約300世帯)に住む男性11人が、「男の井戸端会議をつくろう」と年末夜警等が始まり、平成16年4月に約90名の自主防犯パトロール隊が発足したもの。

活動の目的

社会情勢の変化に伴い多発する犯罪を、町内住民の監視活動の強化や近隣同志のコミュニケーションを深めることにより未然に防止し、平穏な地域社会の確立に寄与することを目的としている。

活動の内容

毎月20回程度、児童の登校時間から午後9時頃までの時間帯、会員が好きな時間帯・好きな場所を統一ジャンパーを着用して防犯パトロールを実施し、防犯講演会、防犯マップの作成、立て看板・のぼり旗の設置、子どもの登下校時の交通安全誘導、放置自転車対策等の幅広いボランティア活動を行っている。

【活動に必要な物】

活動用ジャンパー、合図灯等


活動上の問題点・解消方法

結成当初は、団体の活動等が市民になかなかなじまなかったが、統一ジャンパーを着用し地道な活動を継続していくうちに活動の輪が広がり会員も現在は125名に増加した。
このほか、新聞等の報道や行政広報紙などによる広報により、団体の活動は市民に周知されている。

関係機関・団体との連携方法

・豊川警察署と国府交番から犯罪情報の提供や防犯パトロール活動の要領、注意点等の教示を受けているほか、合同パトロールの実施など、警察との連携を図っている。
・豊川市役所の青色パトーロル車との合同パトロールや情報交換による連携や、同市から活動物資の一部提供(ベスト・赤色懐中電灯・腕章・帽子等)を受け官民一体の取り組みを実施している。
・地元連区長・総代等の理解や協力を得て、年末夜警や地元の祭礼開催時の自主警戒の実施など地域社会の安全に不可欠な存在となっている。

活動上の配慮事項

地域社会のコミュニケーション作りを図り、防犯パトロールを「自分のできる時間に、できる方法で、町内を歩いていただく、通学路のこどもを見守っていただく。」ことを中心に実施し、無理のない息の長い活動をめざし、参加者の負担を軽くすることによって継続的な活動ができるよう配意している。

参考

・団体の活動により、豊川市内で地域安全運動の輪が広がりつつある。

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