自主防犯活動事例
富山県 |
安全で安心して暮らせる『道下パトロール隊』
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いつも見守りありがとう!
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構成員防犯組合、公民館・区長会、PTA、民生児童委員等地域有志 結成の経緯平成17年、魚津市内で不審者の出没や声かけ事案が多発したのを受けて、同年12月末、防犯組合長・学校長・公民館長と相談して、各種団体の長に参加を呼びかけた。参加人員や費用の分担、規約等を検討して、翌年3月1日、発足にこぎつけた。 当日の参加者53名に「道下パトロール隊」の委嘱状交付を行うとともに、全世帯(約2,100世帯)に公民館報で発足を知らせた。 活動の目的地域の子どもたちの安全・安心について「道下の子供は、道下の大人が守る」という気構えで日々活動し、また、街頭犯罪の予防等、地域全体の『安全・安心なまちづくり』活動を目的としている。 |
活動の内容登校時は、学校安全パトロール隊やPTAが旗当番で見守っていることから、当隊は、主に低学年を対象に下校時の付き添い活動を行っている。下校時、学校の玄関まで迎えに行き、地区ごとに班編成した子どもたちに見守り隊員が毎日付き添って、それぞれの地区まで送る活動を、常時25名前後で続けている。 活動を始めて8年近く経つが、児童を送っていった玄関先で感謝の声をかけられたり、散歩や買い物途中の人からも声をかけていただき励まされている。 【活動に必要な物】 防犯ジャンパー、防犯ヤッケ、帽子、腕章、防寒具 |
活動上の問題点・解消方法
発足して8年近く経つが、今後各地区でも活動がますます活発化することが予想され、それに伴う隊員の増加が考えられる。魚津市役所からの援助もこれ以上望めない現状で、事故時の保険、活動に必要なグッズ等予算面で厳しいものがある。活動上の財政的負担やボランティアの活動の限界を考慮すると、独自の判断や解決には難しいものがあり、今後も市役所担当課と相談しながら活動をしていきたい。
関係機関・団体との連携方法
警察署からの『犯罪発生状況』等の情報提供を受けて、パトロール隊の活動に生かしている。また、毎月20日には、管轄交番と連携した合同パトロールの実施や、夏期休業中は、PTA等と全地域を対象に夜間一斉合同パトロールを実施するなど、子どもたちの安全と安心の確保と地域全体の防犯意識の高揚、少年非行防止活動の推進に努めている。
活動上の配慮事項
「地域の安全は、地域全体で守ろう!」を合言葉に、勢いよく活動を始めたのですが、いざ毎日の活動となると、それぞれに諸般の事情が生じて、継続が難しいものがある。隊員に無理のかからない範囲での当番分担に極力配慮しながら、息の長い活動をしてもらえるように努力している。
参考
『安全な道下地区マップ』作成に当たって 、最も重視したのは、子どもの目線。その結果、「アパートがたくさんあり、見知らぬ人や外国人が多く不安」「新興住宅、市営住宅等での死角が心配」等の声が多かった。また、大人の側からの意見として「用水などに安全柵が無く、不安」「歩道が無いところが多く危険」等の意見を参考にしながら「安全な道下地区マップ」を作成し、全世帯に配布した。
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