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自主防犯活動事例

 富山県
 

ホタルの会
武道家で構成、JR富山駅周辺を犯罪・非行の芽を摘むパトロール



富山中央警察署富山駅前交番前にて

構成員

富山市内居住及び市内に勤務する空手などの武道家。
人数:43人

結成の経緯

県内最大の祭礼のパトロールを地域の人に頼まれて行っていたものを、空手、少林寺拳法等の道場主宰者が結集してパトロール隊を結成した。平成15年7月から定期的に県都富山市のJR富山駅周辺における環境の浄化と少年の非行防止に声かけ等をしながらパトロールを実施している。

活動の目的

社会情勢の変化に伴い多発する各種事案の防止活動を推進、会員の多くは富山市の美化推進員で、定期的に落書き消しなどの環境浄化活動、青少年に対する声かけ指導による健全育成に寄与している。

活動の内容

隔週の金・土の午後8時から午後10時までの間、約25人で防犯パトロール活動、街頭における青少年への声かけ活動を行っているほか、落書き消しなどの環境浄化活動を行っている。

【活動に必要な物】

シンボルマーク入りTシャツ・ジャンパー、腕章、帽子、ホイッスル、熊よけの鈴、手袋、照明具、ゴミ袋


活動上の問題点・解消方法

結成に際し、「危険があるかもしれないのに、ボランティアを募っていいのか。」と言う意見があったが、仲間に呼びかけたところ約40人が賛同した。夜間パトロールであることから通常の装備品のほか、聞かせる活動として「熊よけの鈴」を付けて受傷事故防止を図っている。

関係機関・団体との連携方法

富山中央警察署と富山駅前交番から犯罪発生情報の提供や自主防犯パトロール活動の要領等の助言指導を受けている。活動終了時には「ホタル日誌」に活動内容や気づいたこと等を記録し、次回のパトロールの参考としている。   
富山市からの補助金でボランティア保険に加入している。

活動上の配慮事項

犯罪者を捕まえるのではなく、犯罪に遭わないように市民に呼びかけ、青少年の健全育成のための気軽な声かけ、ピンクビラ剥がしや落書き消しなど地道な活動に徹しておりメンバーが気楽に参加できるように配意している。

参考

富山駅前地区を管轄する富山中央警察署管内の平成24年中の刑法犯罪の発生件数は、1,987件で、前年比39件減少する等、2000件を始めて下回った。

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