自主防犯活動事例
埼玉県 |
常盤1・2丁目自治会 |
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構成員会社員、自営業者、主婦など 結成の経緯犯罪の多発化に伴い、地域住民から「自分たちの住む地域の安全は自分たちで守ろう」との声が上がり、それに賛同した者が集まり、平成16年4月に30代の若手の防犯部長を擁立し結成に至った。 活動の目的犯罪発生ゼロを目指し「安全で安心なまちづくり」のため地域の住民が一体となった活動を目的としている。 |
活動の内容毎週2回(火曜日・金曜日)午後8時から午後9時まで10人~12人の2班体制で管内を路地裏に至るまで隈なくパトロールし声掛けをするなどして地域住民に対し防犯意識の高揚を図ると共に危険箇所の点検と環境浄化等、携帯無線機を活用した統制の取れた活動を実施している。 【活動に必要な物】 全員、自治会で揃えた帽子・防犯ベスト・停止灯を着用して活動しているものであり、今後、活動に必要な物としては、ハンドマイクなどの広報機器が必要である。 |
活動上の問題点・解消方法
女性の自治会長を中心にまとまっているもので、当初、防犯活動は停滞気味であったが、30代の若手の防犯部長を起用したことにより、活動が活発となってきたもので、老若男女が一体となり息のあった素晴らしい活動をしている。
やる気のある若手の防犯部長を擁立することにより、自主防犯活動に活性化が生まれたものであり、企画力・指導力・やる気のある若手の指導者を推進者とすることが活動活性の基になる。
関係機関・団体との連携方法
・浦和駅西口交番を立寄り交番として犯罪情報を交換、且つ警察と合同パトロールや防犯講習会を実施 するなど連携体制を図っている。
・さいたま市防犯協会浦和支部からボランティア保険の加入と各種情報提供を受けている。
・「安全・安心まちづくり」のための埼玉県が開催した防犯大会や浦和区が実施した浦和区ネットワーク防犯大会や浦和警察署が実施した防犯講習会に多数で参加するなど常に積極的で連携を取った活動を行っている。
活動上の配慮事項
全国地域安全活動週間中に、浦和駅頭で実施した防犯キャンペーンに唯一自治会単位(25名)として参加、乗降客に対し「安全で安心なまちづくり」のための広報活動を実施したものであり、その姿が市民に対し強くアピール、常に一体となった前向きに活動している姿に配慮している。
参考
今年1月~6月までの犯罪状況で常盤1・2丁目自治会内においては、空き巣・ひったくりの発生が1件も無いという結果を示している。
自治会においては、今後も、この活動を継続し犯罪抑止ゼロを目指していくことを目標としている。
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