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自主防犯活動事例

 山形県
 

東根地区青少年育成の会「しろみず会」
地域ぐるみの青少年健全育成活動の中核となるボランティア団体



ゲームセンターでの巡回指導

構成員

青少年の健全育成に理解と情熱を持つ東根地区住民25名と小中学校教員及び保護者

結成の経緯

かつて、地区の青少年健全育成については防犯推進員、少年補導員等が各団体で活動していた。しかし、校内暴力多発やコンピュータ・ゲームの登場、大型店の地方進出等による少年を取り巻く環境の変化といった当時の情勢を鑑み、青少年健全育成のためにはボランティアが各組織で活動しつつも枠を超え結集することが必要であるとの考えから、地区公民館が音頭を取り、各ボランティア団体員のみならず学校教員、スポーツ少年団指導者、さらには青少年健全育成に理解と関心のある主婦等が結集し、昭和59年5月、東根地区青少年健全育成の会「しろみず会」を結成した。

活動の目的

地域の中核となって各種活動を展開し、青少年健全育成の理念に立った地域ぐるみの活動を推進するとともに少年非行を防止することを目的とする。

活動の内容

・毎月5日と20日の2回、地区内の駅や公園、大型店等における巡回指導を実施し青少年への声かけ活動を行っている。
・学校と連携したあいさつ運動や非行防止標語募集及び立看板設置といった健全育成活動、有害図書自動販売機撤去運動等を随時実施している。

【活動に必要な物】

「しろみず会」の統一腕章


活動上の問題点・解消方法

これまでの活動を通して、非行問題が大きくなって初めてその実態が地域住民にも分かるのでは遅い、小さな芽のうちに対応することが大切だと痛感したことから、関係機関団体と連絡を密にし、地域内の状況について情報交換をし活動に役立てるようにしている。

関係機関・団体との連携方法

・警察及び学校教員と合同による巡回指導の実施
・定期的に情報交換会を開催し、警察からは犯罪・非行状況について、学校からは校内での子ども達の様子について情報提供を受けている他、巡回指導時の留意点等について研修を行い、意識高揚を図っている。

活動上の配慮事項

・活動時に問題場面を発見した場合は、すぐに関係機関と連携した対応を取っている。
・会員に対しては、しろみず会独自の活動以外にも地区内で結成されている見守り隊の活動等への積極的な参加協力を促進し、地域一体となった少年非行防止・子どもの安全対策を推進している。

参考

 

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