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自主防犯活動事例

 北海道
 

円山ワンちゃんパトロール
愛犬の散歩を通じて地域、子ども達の安全を見守る



下校時のパトロールのため集合した会員

構成員

  地域に居住する愛犬家(主婦、会社員等)
  65人(犬70匹)

結成の経緯

  子どもが犠牲となる事案が頻繁に報道されたことか
ら、地域の愛犬家に、ボランティアでの子どもを守るためのパトロールを呼びかけたところ、30名の賛同を得た。さらに、区まちづくりセンターに相談を持ちかけた結果、札幌市から腕章・犬のバンダナ等の支援を得て、平成
18年5月、「円山ワンちゃんパトロール」を結成した。

活動の目的

  愛犬の散歩を通して、地域ならびに子どもたちの安全を見守ることを目的としている。

活動の内容

  毎日の犬の散歩時に、飼い主は腕章(所持している者はジャンパー)、犬はバンダナを着装し、地域内の通学路や円山公園等をパトロールして不審者の発見等子どもの安全を見守る活動を行うほか、春と秋の2回、円山公園の清掃など環境浄化活動を行っている。

【活動に必要な物】

  腕章、犬のバンダナ、ジャンパー(希望者)


活動上の問題点・解消方法

  パトロール隊結成当時は、地域の人々の認知を得るため、腕章のほか犬のバンダナの着装を義務づけたが、犬の種類により着装が難しかったり、汚れがひどいため毎日の着装に無理があったことから、腕章のみを常時着装とし、希望者によるパトロール隊ジャンパーの着用を併用して地域への浸透を図った。また、小学校の新入学時に地域内の小学校に赴き、保護者や新1年生にパトロール隊員及び犬を紹介することにより活動の周知を図っている。

関係機関・団体との連携方法

  西警察署から犯罪の発生情報のメールを受け、パトロール隊のブログで隊員に知らせたり、防犯教室を開催して同署からパトロール実施上の着眼点、留意事項等の指導を受けている。また、連合町内会が結成している子どもを見守る会や地域内小学校の担当者と連絡を取り合い、効果的な活動が実施できるように連携を図っている。

活動上の配慮事項

  活動の主流を愛犬の散歩時とすることによって、時間帯、場所を制限せずに自由な活動としてパトロールの継続性を図るとともに、地域の子ども達の安全を守ることを目的として、事件や不審者を認知した際は、警察への通報を第一としている。

参考

平成20年6月末現在、地域内における子どもへの声かけ事案の発生はない。

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