青色回転灯装備車の運用状況
鹿児島県 |
川上安全会
|
|
構成員川上地区に居住する自営業者,会社員,公務員など 結成の経緯高齢者を対象とした振り込め詐欺や,下校中の児童に対する声かけ事案などが全国的に多発する中,比較的平穏だった川上地区においても,不審者の目撃情報が相次ぐようになったことから,川上地区における犯罪の発生を未然に防止するため,平成18年4月に川上地区有志16名が集まり,いちき串木野市初の青パト隊として川上安全会を発足させた。 活動の目的川上地区における,高齢者や児童などを対象とした犯罪を未然に防止し,川上地区の安全安心な地域づくりに貢献することを目的とする。 |
活動の内容週に2~3回程度,児童の下校時間帯に通学路を青パトでパトロールするほか,小学校前の交差点で駐留警戒を実施し,児童の安全確保に努めている。 【活動に必要な物】 警戒腕章,合図灯,広報テープなど |
活動上の問題点・解消方法
昨今のガソリン代の急激な高騰によって,青パトの運用にも支障をきたす恐れがあったが,隊員と署員が合同で地区の通学路沿いの草払いを実施し,市からの交付金を活動資金に充てたほか,県金融機関防犯協議会からは,活動用の帽子やチョッキの提供を受けるなどして安定した活動を継続している。
関係機関・団体との連携方法
いちき串木野警察署及び市来駐在所から,犯罪情報の提供やパトロール実施上の留意点についてアドバイスを受けているほか,地域安全運動期間中は,警察のほか,市自治振興課や防犯協会と連携して防犯キャンペーンに参加している。
活動上の配慮事項
警察との定期的な意見交換会を行い,署員と隊員の親睦を深め,隊員がパトロールに関して警察に気軽にアドバイスを受けられるような雰囲気を作ることによって,隊員の負担軽減を図り,継続的な活動が出来るように配慮している。
参考
川上安全会が活動を始めてから,川上地区における高齢者や児童を対象とした犯罪は1件も発生していないほか,川上安全会の活動を嚆矢として,新たに2団体が青パト隊を立ち上げるなど,川上安全会の活動によって,いちき串木野市全域に地域安全ボランティア活動が浸透しつつある。
一覧へもどる |
ページトップへ |