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青色回転灯装備車の運用状況

 大阪府
 

西区安全パトロール隊
「自分たちのまちは、自分たちで守る」


「パトロール中の西区安全パトロール隊青パト車」

構成員

堺市西区自治連合協議会の自治会員
人数:952名

結成の経緯

堺市西区では、安全安心なまちづくりを最重点施策として掲げており、西区域自治連合協議会(当時)は、平成18年2月、ひったくりや子どもの安全を脅かす犯罪などが多発する状況に対して、犯罪防止と安全強化を図るため、パトロール隊を結成した。

活動の目的

西区の住民が安心して暮らせるよう、地域住民自ら青色回転灯装備車により区内のパトロールを行い、住みよい安全安心なまちづくりの推進を図ることを目的として活動している。

活動の内容

現在、青色回転灯を装備したパトロール車両3台を保有しており、常時2台を運行して、区内のパトロールを実施するとともに、防犯啓発広報活動を実施している。また、パトロール隊運営会議を半年毎に開催し、運行実績等の報告と以後の運行計画の調整を行うとともに、警察より提供される情報に基づき、区内の犯罪発生状況を確認している。

◆青色回転灯を装備した車両の運用状況
平成24年度については、年間706回出動、走行距離にして、延べ36,542㎞のパトロールを実施した。

【活動に必要な物】

携帯電話、笛・防犯ブザー、パトロール活動日誌、防犯啓発広報用テープ


活動上の問題点・解消方法

パトロールは、小学生の登下校時間及び夜間など時間帯を分けて毎日複数回実施し、また通学路に沿って走行するなどの工夫を行っているため、パトロール車の1日の平均距離が約50㎞に達しているが、昨今のガソリン代の高騰をうけ燃料費等必要経費が嵩んでいる。そこで、堺市の補助制度を活用し、補助金の交付を受けるとともに同制度の拡充を要望している。

関係機関・団体との連携方法

堺市西区を管轄する大阪府西堺警察署より「犯罪発生状況表」の提供を受け、パトロール活動の実施計画作成に役立てるとともに、パトロール実施時の注意点や西区における犯罪の発生傾向等について助言、指導を受けている。また、区役所を通じて、子どもに対する声かけ事案などの発生時に不審者情報の提供を受けている。

活動上の配慮事項

区内14の校区自治連合会を活動単位として、パトロール車2台を交代で使用しており、基本的に1校区が1週間に1度パトロールを実施している。このため同じ曜日に偏ることがないよう、運行計画の調整を行っている。また、低速走行で1日あたり平均50㎞を毎日パトロールしていることから、タイヤの摩耗やエンジンオイルの劣化が激しく、定期点検を実施するなど車両のメンテナンスにも留意している。

参考

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