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青色回転灯装備車の運用状況

 宮城県
 

登米市南方地区防犯指導隊
~みんなでつくろう安心な南方町~



パトロール中での高齢者への防犯広報

構成員

主婦・農業・会社員・自営業者。人数:14人

結成の経緯

南方町の防犯指導隊として平成7年3月10日発足以来、積極的な活動を実施していたが、近年、都市部に多く発生していた凶悪事件や各種悪質な犯罪が、警察などの手薄な地方に拡散していることから、指導隊を中心とした、「見える警戒活動」を基盤に、地域住民の防犯意識の高揚を強力に推進するため。

活動の目的

見える警戒、広報、声がけ活動を通じ、地域住民の防犯意識の高揚をはかるとともに、地域に拡散する各種犯罪の未然防止活動を推進し、地域住民と指導隊等が一体となって、安全で安心なまちづくりに寄与することを目的とする。

活動の内容

毎週3日間程度、隊員が3~4名乗車し、毎週木曜日・土曜日・日曜日を防犯パトロールの日として、南方町の犯罪発生地域や青少年非行のたまり場等を中心とした防犯パトロールを展開している。活動の時間帯は、学校の登下校時、下校から夕方、夜間など、それぞれ実情に応じた時間を設定している。土曜日、日曜日の防犯パトロールでは、少年のたまり場、車上狙い・自転車盗などの発生が予想される大型店舗などをパトロール経路に入れ、少年に対する声がけ、駐車車両などに対する盗難防止の広報を積極的に実施している。
また、地区内に東日本大震災で被災した南三陸町の仮設住宅約350戸が設置されていることから、定期的に防犯広報や防犯パトロール等を実施している。
◆青色回転灯を装備した車両の運用状況
登米市所有の防犯車を使用し、計画に沿った運用を行っている。市町村合併後も、防犯パトロールに間隙が生じないよう、各種変更申請も早急に行われ、活発に車両を運用している状況である。

【活動に必要な物】

制服、腕章、ネームプレート


活動上の問題点・解消方法

活動を始めた当初、市町村合併が間近だったことから、今後の防犯指導隊の運用に間隙が生じることが懸念されたが、合併後も、市の広報などを利用して活動を積極的に推進することにより、間隙の生じない活動ができた。現在では、合併された町で、一番積極的な活動を推進していることから、他の地区の模範的団体として評価されている。

関係機関・団体との連携方法

・ 宮城県佐沼警察署、高石駐在所、東郷駐在所から、犯罪情勢、少年のたまり場等の情報提供や活動時の事件事故に遭遇した場合の警察への通報要領、注意点の指導を受け、警察との緊密な連携をとっている。
・ 区長、110番子供の家、学校、PTAなどとの情報交換、子供会やPTA会合への積極的な参加をして連携を強化している。

活動上の配慮事項

各種犯罪の未然防止活動を最優先とし、地域住民に対する防犯意識を浸透させるとともに、犯罪に遭わないための意識付けの活動を行っており、地域住民に対する押しつけではなく、地域住民からの自主的な活動の盛り上がりに配慮している。

参考

団体の積極的な活動により、市町村合併後、他の地区への影響も多大で、模範的な活動として、地域住民に対する防犯意識の高揚に寄与している。

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