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第4章 支援等のための体制整備への取組

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3 民間の団体に対する援助(基本法第22条関係)

トピックス 犯罪被害者等電話サポートセンターの開設による相談活動

公益社団法人全国被害者支援ネットワークは、各都道府県にある被害者支援センターによって構成されており、各被害者支援センターでは、犯罪被害者や、その御家族、遺族の方々の声に応えるため犯罪被害相談員等による電話や面接による相談、裁判や病院への付添い等を行っている。

この電話相談は、被害者等が不安や悩みを電話一本で相談できる支援の根幹をなすものであるが、ほとんどの被害者支援センターの電話相談の対応時間帯は、平日午前10時から午後4時までであり、午後4時以降や土・日曜日、祝祭日は対応することができていなかった。

全国被害者支援ネットワークは、「全国どこにいても、いつでも、求める支援が受けられ、被害者の声に応えることができる活動」を目指しており、これを実現するため、平成30年4月に「犯罪被害者等電話サポートセンター」を開設し、全国の被害者支援センターが活動困難な時間帯を後方から支援することとした。電話相談は、ナビダイヤル0570-783-554(ナヤミはココヨ)を使い、午前7時30分から午後10時まで相談に応じている。このサポートセンターの存在やナビダイヤルを広く国民に知ってもらうため、同年7月から公益社団法人ACジャパンの協力を得て、支援キャンペーン(同月から1年間)「話すことはつらい思いを放つこと」のメッセージをテレビ・ラジオCM、新聞・雑誌広告を通じて広報し、電話相談を通じて一人でも多くの犯罪被害者等が求める支援が受けられよう活動している。

サポートセンター開設時間
「話すことはつらい思いを放つこと」ポスター

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