2 安全の確保(基本法第15条関係)
コラム3 児童相談所全国共通ダイヤル(189)
児童相談所全国共通ダイヤルとは、児童虐待やそのおそれのある事案を発見したとき等に、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号であり、発信した電話の市内局番等から当該地域を特定し、管轄の児童相談所に電話を転送する仕組みとなっている。
平成27年7月からは、児童虐待を受けたと思われる子供を見つけたとき等に、ためらわずに『いちはやく』児童相談所に通告・相談ができるように、これまで10桁であった番号を3桁番号(189)に変更したことから、電話件数(入電数)が大幅に増加している。さらに、28年4月、児童相談所に電話がつながるまでの音声ガイダンスを約70秒から約30秒に短縮したことに伴い、実際に児童相談所までつながった件数の割合(接続率)も改善している。
児童相談所全国共通ダイヤルは、児童虐待に限らず、出産・子育てに関する悩み等の相談も受け付けている。通告・相談をした方及びその内容に関する秘密は守られ、また、匿名で行うこともできる。
詳細は、厚生労働省ウェブサイト(http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/gyakutai/)を参照。