第4章 支援等のための体制整備への取組
1 相談及び情報の提供等(基本法第11条関係)
トピックス 地方におけるワンストップサービスの実現に向けた取組
■ 「犯罪被害者等支援補助金」事業の創設
■ 「犯罪被害者等支援におけるワンストップサービス体制構築・運用の手引き」の提供
■ 「地方公共団体アドバイザー」の配置・運用
■ 職能団体等に対する働き掛け
■ 地方公共団体職員向け研修等の実施
○ 支援者のためのオンデマンド研修教材の制作・提供
警察庁においては、犯罪被害者等支援の基礎的な知識や犯罪被害者等・支援者の心理等を学ぶことができる支援者向けのオンデマンド研修教材「ギュっとラーニング」を製作し、多機関ワンストップサービスの中核となる地方公共団体、都道府県警察及び民間被害者支援団体に活用を働き掛けている。
「ギュっとラーニング」
https://www.npa.go.jp/hanzaihigai/portal/shiensya/learning/index.html
○ 犯罪被害者等支援コーディネーター研修
警察庁においては、コーディネーターの養成及び相互連携を図るため、令和7年6月、全国のコーディネーター(コーディネーターが配置されていない地域は、コーディネーターになり得る者)を招致し、3日間にわたって、社会福祉分野の基礎、トラウマインフォームドケア等の専門的な講義のほか、多機関ワンストップサービス体制の運用に係る実践的な訓練や意見交換を実施した。
○ 主管課室長会議
警察庁においては、犯罪被害者等施策の総合的な推進に資するよう、令和6年7月、都道府県及び政令指定都市の担当者を対象とする主管課室長会議を開催し、多機関ワンストップサービス体制を構築済みの都道府県に関する情報提供、意見交換等を実施した。
○ 支援実務者会議
察庁においては、市区町村の総合的対応窓口をはじめとする関係機関・団体の実務担当者の意識改革や能力向上を図るため、令和6年9月から、全国を8ブロックに分け、都道府県、市区町村、都道府県警察、民間被害者支援団体の担当者を対象とする支援実務者会議を開催し、グループワーク等の研修を実施した。
○ 総合的推進事業
警察庁においては、各都道府県内における市区町村間の連携・協力を促進するため、総合的推進事業を実施している。令和6年度は、兵庫県、鳥取県及び高知県において、多機関ワンストップサービス体制の運用に係る実践的な訓練等を実施した。同事業には、多機関ワンストップサービスの中核となる県、市町村、県警察、民間被害者支援団体に加えて、検察庁、児童相談所、医療機関、弁護士会、法テラス、福祉関係機関、教育委員会等が参加し、仮想事例を用いたシミュレーション訓練や遺族による講演、先進的な取組を行っている地方公共団体の講演等を行った。