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第2部 第4次犯罪被害者等基本計画に盛り込まれた具体的施策の進捗状況
第5章 国民の理解の増進と配慮・協力の確保への取組

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1 国民の理解の増進(基本法第20条関係)

トピックス 全国犯罪被害者支援フォーラム2023

警察庁では、犯罪被害者等支援に携わる関係機関及び民間被害者支援団体の関係者が参加し、講演やパネルディスカッション等を通じて犯罪被害者等支援のための知識の向上や緊密な連携の強化を図ること等を目的に、毎年、全国被害者支援ネットワーク、日本被害者学会及び犯罪被害救援基金と共同で全国犯罪被害者支援フォーラム(以下「全国フォーラム」という。)を開催しており、令和5年度で28回目を迎えた。

同年度の全国フォーラムは、10月、東京都千代田区「イイノホール」において、「被害にあった児童・生徒をどう支援するか~学校と関係機関連携」をテーマに開催された。

犯罪被害者支援功労者・功労団体等表彰では、多年にわたり犯罪被害者等支援活動に尽力し、多大な功労があったと認められる犯罪被害相談員等に対して、警察庁長官及び全国被害者支援ネットワーク理事長による連名表彰等が行われた。

講演では、兵庫県こころのケアセンター副センター長兼研究部長の亀岡智美氏から、「被害にあった子どもと保護者へのケア」をテーマに犯罪被害がこどもと保護者の心に及ぼす影響等についての講演が、犯罪被害者家族の北口忠氏から、「犯罪被害者等の置かれた立場」と題して、事件後の状況や二次的被害等について講演が行われた。

また、パネルディスカッションでは、コーディネーター兼パネリストとして岩切昌宏氏(大阪教育大学総合教育系教育心理科学部門/学校安全推進センター准教授)、パネリストとして佐藤真奈美氏(公益社団法人被害者支援都民センター相談支援室長代理)及び吉田幸代氏(千葉県警察本部警務部警務課犯罪被害者支援室上席相談専門員)を迎え、「被害児童・生徒と保護者のために必要な支援と関係機関連携」をテーマに議論が行われた。

全国犯罪被害者支援フォーラム2023

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