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第5章 国民の理解の増進と配慮・協力の確保への取組

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1 国民の理解の増進(基本法第20条関係)

トピックス 全国犯罪被害者支援フォーラム2021

警察庁では、犯罪被害者等支援に携わる関係機関及び民間被害者支援団体の関係者が参加し、講演やパネルディスカッション等を通じて犯罪被害者等支援のための知識の向上や緊密な連携の強化を図ることなどを目的に、毎年、全国被害者支援ネットワーク、日本被害者学会及び犯罪被害救援基金と共同で全国犯罪被害者支援フォーラム(以下「全国フォーラム」という。)を開催しており、令和3年度で26回目を迎えた。

同年度の全国フォーラムは、10月、東京都千代田区「イイノホール」において、「犯罪被害者支援の過去・現在・未来」をテーマに開催された。

犯罪被害者支援功労者・功労団体等表彰では、多年にわたり犯罪被害者等支援活動に尽力し、多大な功労があったと認められる犯罪被害相談員等に対して、警察庁長官及び全国被害者支援ネットワーク理事長による連名表彰等が行われた。講演では、武蔵野大学人間科学部教授の中島聡美氏から、「犯罪被害者のメンタルヘルスとその支援・治療の発展、今後の課題」をテーマに、「犯罪被害者のメンタルヘルス」、「犯罪被害者の心理支援」、「精神科医と支援団体との連携」及び「今後の課題」についての講演が、犯罪被害者遺族の高田香氏から、「けんちゃんの朝顔に交通安全の願いを込めて」と題して、被害者の心情、被害者支援の重要性等について、自身の体験に基づいた講演が行われた。

また、パネルディスカッションでは、コーディネーターとして大岡由佳氏(武庫川女子大学心理・人間関係学科准教授)、パネリストとして飛鳥井望氏(被害者支援都民センター理事長、医療法人社団青山会青木病院院長、精神科医)、井上直美氏(大阪被害者支援アドボカシーセンター理事、支援総括責任者、犯罪被害相談員)及び西連寺義和氏(警察庁長官官房参事官(犯罪被害者等施策担当))を迎え、「被害者が望む支援のために~第4次犯罪被害者等基本計画~」をテーマに議論が行われた。

提供:公益社団法人全国被害者支援ネットワーク
提供:公益社団法人全国被害者支援ネットワーク

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