週3回以上入手する報道情報としては、テレビ(94%)、ウェブサイト(83%)、新聞(朝刊)(68%)が多い一方で、メールマガジン、ラジオ、雑誌を週3回以上入手する者は50%に満たない。
犯罪被害者等(犯罪被害遭遇者)は、平成18年度の調査では「家族」が多かった(50%)が、平成20年度では「本人(自身)」が多くなっている(48%)。
犯罪被害の罪種では「交通事故」が最も多かったが、その比率は平成18年度で74%、平成20年度で56%であった。これは、遭遇被害間の比較が可能となるように、「殺人・傷害等」及び「強姦・強制わいせつ等」の犯罪被害者等を少なくとも100名確保するという平成20年度の調査設計方針によるところが大きい。
犯罪被害遭遇からの経過期間は、15年以上の者が3人に1人であり、調査の対象者には被害遭遇からかなりの年数を経ている者が含まれていることがわかる。
「面識のなかった他人」が74%を占めており、加害者と面識がないものが多い。
「住んでいる地域に愛着がある」及び「地域の人々との付き合いが大切だと考えている」について「あてはまる」と答えた者が、平成18年度と比べて5ポイント以上増えており、平成18年度と比較して地域社会に対して意識・行動の両面で積極的に関与する者が増えたと考えられる。